ガレージ月面車 ブログ

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タイムマシン?

Stuffの1979年暮のライブ7ステージが生々しく聴ける最近のヘビーローテーションなアルバム2枚。


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これを聴くとLive in NewYorkが霞む(笑)

野口五郎 Studio ConnectionのCD

3月23日にスタジオ盤のことをアップして、ライブ盤発売を切望したのですが、なんと6月26日に発売になっていました!

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野口五郎 USA Studio Connection 1980 PROT1077/8

タワレコ限定で7月初旬に購入。

それにしても当時の人気者を揃え、こんなツアーをやったなんて!

なかでもサンボーンが吹く演歌「博多みれん」が凄すぎです。
日本の演歌のバックは、ジャズかフュージョンがベースだと思わせますね。

Michael Franks5枚組

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The Art Of Tea(1976)
Sleeping Gypsy(1977)
Burchfield Nines(1978)
Tiger In The Rain(1979)
One Bad Habit(1980)

8122-79691-9 Warner/Rhino

Michael FranksのアルバムはRichard Teeが参加しているのでThe Camera Never Lies(1987)だけ持っていました。
今回の5枚は初めて購入。(一部借りたことがありますが)

なぜ買わなかったかと言えば、他のRichard Teeの入っているアルバムを優先したからで、それにしても短くて33年買わずに放置とは放置しすぎ(笑

しかしこの間の技術の進歩でリマスター5枚が2000円。
さらにポイントで1000円引きということでアルバム1枚200円也。
果報は寝て待て的な結果。

それはそうと、 Michael Franksのアルバムは、この人の歌い方がちょっとダル的で揃っていて、一見どれを聴いても同じようなところがあります。
しかし、それがまたいいところでもあります。

さらに、各アルバムともバックのミュージシャン選びに手を抜いていない素晴らしさ。
この5枚の中には、

デビッド・サンボーン
スティーブ・ガッド
エリック・ゲイル
ジョー・サンプル
マイケル・ブレッカー
ウィル・リー
ジョン・トロペイ
ヒュー・マクラッケン
ジェリー・ヘイ
デビッド・スピノザ
ルーベンス・バッシーニ
クラッシャー・ベネット
ロン・カーター
デオダート
ポール・グリフィン
マイク・マイニエリ
ルー・マリーニ
リック・マロッタ
ルー・ソロフ
ジョージ・ヤング
エディ・ゴメス
ラリー・カールトン


こんなに多くの皆さんが。
これでダメなものが出来上がる方が不思議なくらい。

The Camera Never Lies(1987)を入れると、

リチャード・ティー
コーネル・デュプリー
ラルフ・マクドナルド
ハイラム・ブロック
アール・クルー
ジェフ・ミロノフ
スティーブ・ジョーダン
スティーブ・カーン
ブレッカーブラザース
パティ・オースチン


と、東西の職人ミュージシャン勢ぞろいという感じ。

けしてうるさくなく、癒しというか、のんびりというか、ちょっと甘い声で、バックがそれを引き立てる...。

「これぞRichard Tee!」とかは派手にはわからないけれど、じっくりと言うか、じわじわと言うか、通好みと言うか、そういったところが、チラリズム的で良かったりします。

・・・

野口五郎がアメリカ録音したのとこの5枚はほぼ同じ時期なんですね。
歌詞の内容は違っていて若い日本の女性向けですが、見事にメンバーは共通してます。
それくらいアメリカのPOP系はこういった職人ミュージシャンがバックの演奏を一手に引き受けていたってことであり、それに倣ったということだと思います。

結果30年経っても作品として「鑑賞に耐える」どころか、輝いているような気がします。

今月のお楽しみはこれ

今月のお楽しみはこれです。


リチャード・ティー/リアル・タイム・ライヴ・イン・コンサート1992~イン・メモリー・オブ・リチャード・ティー

やっとジャケット写真が公開に。

曲名が間違ったりしているけど、まあいいでしょう。

ケンドール・ブラウンが来てまで録音していたとは二度目のビックリ。(なんでもっと早く出してくれなかったの!!!)

8曲目の「イッツ・タイム」というのは、たぶん、メンバーのソロをちりばめたRichard Tee式ラップ。

最大のお楽しみは4曲目の「ストローキン」と、9曲目の「Take The A Train」。

そして最大の泣き落としは10曲目の「明日に架ける橋」のイントロではないかと。

たとえば過去のプレイをユーチューブからピックアップ。

セントラルパーク 1981S&G再結成版

セントラルパーク1991 Paul Simon版

東京ドーム1991 Paul Simon版

1991 Paul Simon別版

この4つの、どれも泣けてくるプレイ。
10年経つと別物の曲の始まりかと思うほど大変身なイントロ。

曲全体はどれもほとんどピアノカラオケ状態に近く、いずれもドラムはSteve Gadd。
というか、この二人以外ではあり得ない。

ついでにSteve Gaddのダブルスティックが良く見える映像を。

Paul Simon - Late in the Evening 1992

比較用   ドラムが歌ってないなぁという感じ。キーボードはRichard Tee風(笑

...ユーチューブって探して見ていると(聴いていると)あっという間に時間が過ぎてしまう。

今日はここまで。

Stuffの5アルバムSHM-CDで発売

年明けに「決定盤?」でアップしたStuffのアルバム5枚がSHM-CDで発売になったので早速入手。
正式発売は2012/3/21。

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昨年発売になったSACDと同じ(なぜか日本にあったと言う)アメリカ原盤のテープを使ってリマスターをしたものを、CDのフォーマットにし、SHM-CDにしたものと思われます。

しかし、音の良さは思っていた以上で、今まで集めたCDはすべて霞んでしまう感じ。

Richard Teeのピアノ、ハモンド、フェンダーローズがくっきり、Steve GaddやChris Parkerのシンバルの細かい音まで聴けるだけでなく、Stuffのノリのもとである低音がしっかり聴けるようになり、ゴードン・エドワーズのベースのビートがここまで強力だったとはと感じさせる音...。
バスドラもドシンっ!と響く鳴り方で、音のバランスはかなり好みに近いです。

やはりStuffは低音域の音が出てなきゃStuffじゃないことを再認識させる音。

スタジオ録音だけでなくライブの2枚もライブならではのStuffのグルーブをやっとCDで聴けるようになったと思わせる音。
特にLive Stuffは今までのものがレコードを含めてひどかっただけに、ベールが3枚位なくなったステージに向かっているよう。
In New Yorkの方は、今までミケールズの入ったところ、席の後ろの方で聴いていた感じが、ステージの前から3列目くらいになった感じ、と言ったらオーバーか?

しばらくはヘビーローテーションになりそうな5枚のアルバムです。
すでに二日間で各3回以上聴いていますが(笑

そんなわけで発売の都度買っていた1stアルバム「Stuff」のCDはついに5枚目、そして2ndアルバム「More Stuff」は4枚目と相成りました。

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今回は初の紙ジャケですが、オリジナルLP発売当時の仕様に限りなく近い仕様になっていて、帯だけでなく中のスリーブまでもこんな感じ。

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In New Yorkは帯に「来日記念盤」!

他に音源があればもっと出して欲しいのはいつもの願い。

とりあえず来月発売のRichard Teeの最後の来日ライブCDを楽しみにしてます。

CARPENTERS NOW &THEN SHM-CD

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CARPENTERS NOW&THEN 1973/UICY-90783

ずっと欲しかったこのSHM-CDのアルバムをやっと入手。

オリジナル(ノーマル・リマスターとも)は持っていませんが、SHM-CDが出た時から探していたのでようやくという感じです。

昔レコードで聴いていたので、中味は同じですが、受ける印象の違いに結構ビックリ。
それにアルバム自体の収録時間の短さ(約38分)には、改めて昔のアルバムという所を感じたりします。

音の方は1998年にリマスターされたものがSHM-CDになったらしく、きれいに磨かれている感じで、むしろ気味が悪いくらいと言ったらいいのか、レコードの時代の印象からすると異次元。

例によってRD-1で消磁をしてMERIDIAN207-16改で聴いてみると、一段とクッキリ感が増加。
「こりゃ超音波もやってみよう!」ということで、超音波クリーニング。

もう一度聴いてみると、ジャンバラヤのベースの音が意外とブンブン聞こえるように。

それにしても他のアルバムもSHM-CDにしてくれませんかね、ユニバーサル&ビクターさん。

K2HDリマスター5枚 どれもダブリで

今日は子供二人とCDを探しに横浜駅西口のモアーズのタワーレコードに行きました。

結局探し物はなかったので、先月発売になっていたBOB JAMESのリマスター盤を2枚買いました。
他にも買い物して屋上パーキングに戻ってみると、

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お隣に黄色いカングーが止まっていました。
子供達は大騒ぎ。
左隣のT車に乗っていたカップルはそれを不思議そうに!?見てましたが。


さて本題です。

今日買ったのはこの2枚です。

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同じものを2枚買ったのではなくて、それぞれ左が今回買ったもので、右は2002年頃に買ったものです。

同じ紙ジャケなんですが、今回発売になったものは、

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帯が違うんですが、それだけではなく、

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実はビクターのK2HDというシステムでリマスターされています。

早速自宅で消磁やクリーニングをして比較して聴いてみると、エコーの感じが伸びている感じと、少しリアルさが増したような感じです。

何しろ録音が30年前のものですから、ダイナミックレンジなんかは望むべくもありませんが、それでも楽器がよりリアルに聴けるのはうれしいですね。

そんなわけで、すでに先月買っていたもので同様に紙ジャケが2枚になったのは、

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まあどれもお気に入りのアルバムです。

でも、短期間で何度も出さないで欲しいですよねぇ。
音が良くなったのはいいんですけど。

それにしてもこれらTAPPAN ZEEレコードのジャケットデザインは未だに大胆ですばらしいと思わせるものがあります。
レコードの時代は大きさが大きいだけに、ものすごいインパクトがありました。

カングーのイエローに通じるものがあるかもしれません。

モオ~~~ッ! 1枚追加

プレイキーを押すと「モオ~~~ッ!」で始まるこのアルバム、先日YAL医院で久しぶりに聴いてSACDハイブリッドが出ているのを思い出し、ついつい聴きたくて購入。

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TELARC SACD-60141(右)
左はCD-80141

元は1986年録音。
今回いろいろいじって5.1チャンネルに加工したそうです。

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もちろんDSDリマスター。

ウチではCDの部分しか聴けませんが、空気感、特に低音の空気感が変わったと感じました。
5.1チャンネルで聴いてみたいところです。

ザーっと聴いてみたところ、ライフルの音が爆発音だけでなく、ライフル本体の音が追加?になった感じがしましたが...。
多少効果音をいじったのでしょうか?

クルマでノースランドに到着する寸前にこのアルバムをかけると、気分が盛り上がるんですが、オバカですかね。

CD漁り 本日の収穫

今日は久しぶりにCDを漁って来ました。

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昨晩深夜にアメリカのサイトから18枚ほどピックアップしてメモに書き写し、某Tレコードと某○MVに行ってきました。

もちろんピックアップしたのは全てRICHARD TEEがらみばかり。

で、本日の収穫は新規発掘3枚+リマスター2枚。

2枚の方はすでにあるもののリマスター盤です。

片方はこれ。

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古すぎる!サタディナイトフィーバーのサントラ。

以前買ったのは右側ので、2枚組。
今回のは1枚。

前々からこのリマスター盤は買おうと思っていましたが、発売から10年経っていました。ビックリ。
で、音の方はかなり良くなっています。
でも、今一度リマスターしたらもっといいような気がします。

このアルバムにはラルフ・マクドナルドの「カリプソ・ブレイクダウン」が入っていて、これにRICHARD TEEが参加してます。
本家ラルフのリマスター(事実上リメイクされているんですが)との比較が楽しみ。

ビージーズの「HOW DEEP IS YOUR LOVE」のフェンダーローズの音もかなり怪しい感じがしますが、RICHARD TEEのクレジットは未確認。(このアルバムにはクレジットがなにも書いてありません)



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こちらは「ノルウエーの森2」。
左が今回買ったもの。ジャケが全然違うので注意が必要です。

私の場合「1」の方はあまり興味がなく持っていません。

で、このアルバムなんですが最初に買ったやつは昔から音が「超不満」状態でした。
レンジ、ダイナミックレンジとも狭くて、解像度もかなり悪く、鮮度を感じさせないものでした。

今回のはかなり改善されていてムケたいい感じになりました。

「SOMETHING」や「ROLL OVER BEETHOVEN」などのRICHARD TEEやERIC GALEなんかが生き生きして聞こえます。
特に後者はジェフ・ポーカロのドラムと組み合わされているというのが珍しいです。しかもベースはあのロン・カーター!
また前者はスティーブ・ルカサーとの組み合わせ。これまた珍しいです。

「THE LONG AND WINDING ROOD」ではアーニー・ワッツとRICHARD TEE+オーケストラだけで。
例によってTEE先生は最初は無難に始めるのですが、途中のソロの部分以降はTEEスタイルモロ出し。拍手
スローテンポでモロだしをやられると、欲求不満という感じがしないでもないんですが、ハイテンポになって爆発しないところが不満となって耳に残り、なんども聴きたくなるエネルギーを持っているような気がします。(コアすぎるか?)

内容的にはずっと「L.A. WORKSHOP with NEW YOKER」という看板に偽りのないアルバムだと思っていたんですが、音の方もその雰囲気に近くなった気がします。

今回他に入手できそうな7枚を注文してきました。
何枚入荷するかわかりませんが(前回は10枚ほど注文して全滅=廃盤でした)楽しみです。



それにしてもTレコード、ジャンルやソフトに詳しい店員がいなくなった。
しかも全て端末で探そうとする。
毎日補充なんかをしているんだったら、頭の中に入っているものくらい店頭で現物を確認しなさい!
こっちは買う気マンマンで店に来てピックアップしてくれと言っているのに。

それにくらべ○MVは違うコーナーのものまで詳しく調べてくれて持ってきてくれるは、廃盤になっていないものは全て手配してくれるはで、モノを知らなくても対応は○。

たしかに今はネットでソフトを買えるし、データとしても買えますよ。
だけど、店でモノを売っているっていう意味わかっているのかい?Tレコードの店員さん!!雷

ひさしぶりにサンボーン その1

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DAVID SANBORN/TIMEAGAIN VERVE 44 065 578-2 2003

最近良く聴いているのがこのアルバムとこの後に発売された「CLOSER」です。

サンボーンのアルバムは20年ほど前のアルバムは数枚持っていますがほとんど聴くことがないです。
それより他の人のアルバムに参加しているのが良かったりします。
たとえば野口五郎「USA STUDIO CONNECTION」、深町純「ニューヨークオールスターズライブ」、ジャニス・シーゲル「アットホーム」など。

このアルバムはエレクトラからヴァーヴに移籍して初のアルバムなのですが、「ヴァーヴでどんなことをやるのかな?」と移籍当時思っていた私は、ちょっと前にブラインドで聴く機会のあった「CLOSER」でビックリしました。
「これサンボーンに似ているけど誰のアルバム?」と聞いたら「サンボーンだよ」と言われ「いや~いいねぇ!」...で、即買いでした。

で、ウチでこれを聴いたでぶやさんが間違って買ったのがこの「TIMEAGAIN」。
これまた聴かせてもらって「いい!」
で、購入。

そんな経緯があります。

TIMEAGAINですが、バックにSTEVE GADD MIKE MAINIERIなども参加して、カバー曲も多く聴きやすい仕上がりになっています。
ハイブリッド盤も出ていて、音もきれいです。

長くこの仕事をやってきた余裕というか、吹っ切れた爽やかさを感じる気がします。

何しろ「サンボーン(のソロ)はこうでなくちゃ!」と思わせるサンボーンらしい音が聴けるのが◎です。
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