台湾出張最終日は午前中は昨日の仕事のまとめと報告作業をして、昼は旧知の方と昼食の予定になっていましたが、その前にぜひ行ってみたかったお茶屋さんにお土産の買い出しに行きました。
ホテルからタクシーで10分程度。
歩いていけば20分くらいかなという場所にある「林華泰茶行」。
前々回くらいに台湾に来た時にお土産でいただいたここの凍頂烏龍茶がとてもおいしかったので一度訪問してみたい店でした。
ネットで事前に調べると、製茶工場で大きな缶から量り売りしてくれるとのこと。
早速到着し店内に入るとまさにその通り。
こちらは烏龍茶。
奥の方が高いお茶。
一番高いのは4000NT$(一斤たぶん600g)=約12000円=100g当り2000円。
こちらは烏龍茶以外の東方美人やジャスミン茶等。
女性が茎を取る選別作業をしていました。
ジャスミン茶の缶を開けたところ。
凄くいい香りで、香りが濃厚。
値段は一斤(たぶん600g)1000NT$=約3000円=100g当り500円。
産地のポスター。
いろいろあるんですね。
贈答用の缶なんかもあります。
他に茶器もありました。
日本語が通じたので以前もらったお土産の話をしたら喜んでくれて、早速試飲、工場見学をさせてくれました。
最近台湾では本式に淹れることは減ったそうです。
中庭の向こうが製茶工場。(現場写真は遠慮しました)
二階もあるようです。
事務所。
電話が鳴って注文を取っていましたが、昔の問屋さん風情です。
机の上には名刺がたくさん。
ほとんどは日本人の名刺でした(笑
お茶に関係ない人ばかり(笑
私は出しませんでしたが。
大きな缶を開けてステンレスのスコップで茶葉を掬ってくれて香りを嗅いで感心することしきり。
やはりいいお茶は香りが違います。
一番高い高山茶の香りを嗅がなきゃよかったのに、嗅いでしまったらいだら欲しくなり、100g包んでもらったのですが、同行者が試飲したいというと一瞬「え~!」という顔をされたのですが、「ではどうぞ!」と淹れてくれました。
それがおいしいこと!
奥の中央は東方美人を淹れた余り。
まるで紅茶のようですが、香りも味も紅茶っぽく甘みも強くてすばらしい。
そして何種類かお茶を詰めてもらいました。
他に店があること、東京渋谷に店があることなんかも話しましたが、ここが一番安く種類もあるそうです。
日本に輸入するには検査の関係もあり当然コストアップになるのでしかたないでしょう。
短時間でしたが念願のお茶屋さんに寄れてうれしかったですね。
タクシーが来るまで蒸し暑い店内?で待っているとまた東方美人を淹れてくれました。
そして満足してお茶屋さんを後にしました。
そして昼に旧知の方とホテルで会い昼食はこちらに連れて行ってもらいました。
カタカナの表示まであるMRT東門駅そばのティン・タイ・フォン=ショウロンポウで有名な店です。
お店の前はわんさか人がいますが歩道からは台北101が見えたりするので、それやクルマを見たりして20分ほど待ちます。
結構日本語が飛び交っており、やはりみんな食べにくるんですね。
それにしても凄い人です。大人気。
食べるにはまずオーダーシートをもらい注文にチェックを入れて、番号が呼ばれたら店内へ。
5階まであるらしく3階に通されましたがここは日本語ができるスタッフがいるフロアらしいです。
料理を持ってくると日本語で説明してくれました。
食べ方の説明書き。フムフム。
トウミョウとタケノコの刺身?
タケノコは甘くてとうもろこしみたいな香りがしてとてもおいしかったです。
トウミョウは細いものではなくてほうれんそうみたいな感じでしたがこれもおいしかった。
そして本命ショーロンポウ。
餡が何種類もありますがどれも皮が独特でモチモチ。
アツアツですがとてもおいしいです。
これは日本じゃ食べられない。
やはり現地が一番???
どうも包み方に特徴があるそうですがそれだけではなさそうです。
お値段はちょっと高いようですが、最近は北京や上海などにも出店して人気だそうです。
おいしさも接客サービスも質が落ちなきゃね(笑
この後は台湾コーヒーの「85℃」へ。
塩コーヒー(アイス)というのがあるということでそれをオーダー。
アイスコーヒーの上にホイップクリームがのっていてその上に岩塩をパラパラしてあるものでしたが、これは意外!ホイップの甘みが強調されておいしかったです。
前回、前々回と台湾に来た時にごちそうになっておいしかったので、ここも行きたい店の一つでした。
店名の「85℃」はやはりコーヒーの抽出温度を表していて、ブレンドを飲んでもスムーズな感じだったのを覚えていますが、今回はこの1回しか立ち寄れなかったのが残念です。
ちなみに40NT$=約120円位から飲めます。
ドトールもありますがこちらは日本と変わらない位の値段。
ここに向かっていたら今回の台湾出張で初めての大雨に会いました。
これまでは打合せやホテルでの仕事の間や夜間にドバっと雨が降りましたが一度も傘を使うことなく済んでいたのですが、最後にこんな状態に。
これ、ものの5分程度のビフォア&アフターですが、涼しくならないのが台湾らしいところ。
この日は朝食は昨日と同じ大戸屋なのでお茶を入れると3勝1敗?
そしてこの日は夕方の便で帰国。
またまたA330-300。
機内食画像はなし。だけど選んだメニューは失敗でした(笑
だけどお茶は変わらずおいしいのを飲めました。
出発が20分くらい遅れ、羽田の着陸ラッシュの順番待ちもあり結局到着は45分程度遅れ、荷物が出てくるのも時間が掛かったので空港出たのが23:45頃。
午前様帰宅でしたが、自宅まで車で25分程度なので羽田発着で便利になったのを実感したと同時に、海外と言うと成田からというイメージが強かったので、飛行時間も短い台湾がえらく近く感じたのでした。