DOC SEVERINSENの「BRAND NEW THING」を注文していたのですが、入荷の連絡があり、買ってきました。

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DOC SEVERINSEN 「BRAND NEW THING」 1977 WOUNDED BIRD RECORDS WOU 4925

このアルバムはトランペットのDOC SEVERINSENに

TOM SCOTT
LEE RITENOUR
ERIC GALE
RICHARD TEE
ANTHONY JACKSON
RALPH MACDONALD

RICK MAROTTA
他(太字の意味はのちほど)

というNY職人ミュージシャンの皆さんが参加。

プロデュースがTOM SCOTTというのもあまり見かけませんが、ギターがERIC GALEとLEE RITENOURの二人というのも珍しいかもしれません。
LEE RITENOURはRHYTHM GUITER、ERIC GALEはSOLO & RHYTHM GUITERとクレジットされています。
ドラムがSTEVE GADDでなくRICK MAROTTAというのがちょっとヒネリのあるところで、少し軽快さがあるように感じます。

アルバム全体としてはイージーリスニング系のような曲が多く、職人さんたちのプレイがごっそりという感じはしない方です。

しかし2曲目のERIC GALEの短いソロなどはまさに職人さん。
ギターの歌い方がいいなあと感じます。

大好きなRICHARD TEEのピアノ&フェンダーローズもご本人だとよくわかるのですが、それほど突出しなくて、爆発もなし(笑
でもさすがに自身の曲「VERGINIA SUNDAY」ではチョロチョロっと片鱗を見せますがホーンセクションの方が目立ってる感じで、この曲は原曲も合わせてホーンがメインなのでしょう。
ちなみに深町純の「NY オールスターズライブ」にもこの曲があり、そちらのピアノは結構元気です。

このアルバムも32年前ですから相当古いのですが、人間味を感じさせる音楽であるところは素晴らしいです。
CD発売に感謝!


今回買ったもう一枚はこれです。

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ERIC GALE 「PART OF YOU(BLUE SPEC CD)」 1979 SONY MUSIC JAPAN SICP 20239(右)

もちろんゲイルさんのアルバムなのですでにDSDリマスターのものを持っていますが、「ブルースペックCD」は他のCDでもまだ買ったことがなかったのでついつい手に取ってしまいました。(ダブルポイントで10%引きだったというのもあります)

このアルバムはゲイルさんのアルバムの中では一番好きなアルバムで、以前にも書いていますが今回また三度も繰り返し聴いてしまい、しまいにはサンクのシートで眠りに落ちてしまいました(爆

開封したばかりの「ブルースペックCD」と「従来のDSDリマスター盤」(超音波洗浄、消磁処理、削り済み)をMERIDIAN 207 16BIT怪(!!)で聴き比べたところ、後者の方が鮮度感、低域の解像度等で勝ちでした。
で、ブルースペックCDも同じ処理をして聴き比べると、ちょっと強調気味な感じがあり鮮度感は劣るもののブルースペックCDも品質向上!

二度三度と聴き比べブルースペックCDをiTunesへ。


...

今回買った二枚の共通点に気がつきました。

ERIC GALE「PART OF YOU」のクレジット↓

STEVE GADD
RICHARD TEE
ANTHONY JACKSON
RALPH MACDONALD

HARVEY MASON
IDRIS MUHAMMAD
NEIL JASON
DAVE GRUSIN


曲によって違ったりもしていますが、太字の4人が今日買った2枚の共通項。
もちろんこういう職人ミュージシャン達が入っているものばかり集めているので、良くあることなんですが。
違いはドラム。
もちろん製作年もプロデューサーも第一アルバムのコンセプトも違いますが、これでずいぶん印象が違います。
職人ミュージシャンのみなさんは当然自分の音とプレイを持っていて、その人がプレイしていなければ出ない音とプレイがあるので当然ですが、「DOC SEVERINSENのアルバムのドラムがSTEVE GADDだったら...」とか想像するのも面白いです。

それにしてもこの「PART OF YOU」はざっと聴くと地味に思うのですが、わかりえない目的があるようなギターの音とプレイの奥深さがある曲があります。
もちろん普通に聴いていると、前回書いているようにゲイルさんらしさ等を感じる曲であり音楽ですが。

普通ミュージシャンはファン向けであるとか、ノリのあるものとか、音がいいギターを使うとか、時代に合ったものだとかそういうわかりやすいものを作るのだと思うのですが、このアルバムはある面不可解さを強く感じるところがあります。
それが「奥深い」だけで片付けられないような何かが。

でも、このアルバムは結婚した奥さんへの大事な記念のプレゼントだと考えれば、第三者にわからなくてもそれでいいのではないかと、今回何度も聴いて強く思いました。

きっと幸せ一杯な気持ちを奥さんに向けて表現したかったのだろうと!

「PART OF YOU」!