久しぶりの「私の愛聴盤」です。
今回はこちら。

ERIC GALE/PART OF YOU SONY SICP5057 MASTER SOUND 1979
先日ミクシイで、なんとこの方の奥さんから連絡をいただきました。
なんでも私のブログの愛聴盤の記事に貼ってあったRALPH MACDONALDのURLがお役にたったそうで、メールをいただいたときにはそれこそビックリして飛び上がりました。
まさかこんな方の奥さんから連絡をいただくなんて、夢のような話です。
それにしても凄い時代になったものです。
ちなみに日本人の方なので日本語でした。
そんなわけでこれを記念して?いつかは書こうと思っていたこのアルバムのことを書くことにしました。
ERIC GALEさんについては以前記事にしていてダブるところがありますが、そこのところはご了承を。
STUFFのギタリストであったERIC GALEさんは、同じSTUFFの、私の大好きな、豪快ピアニストRICHARD TEEの後を追うようにして1994年になくなりましたが、いまだにフォロワーは現れていないと思うオンリーワンなミュージシャンです。
前回の記事にも書いていますが、数あるERIC GALEさんのアルバムでもこのアルバムは私の一番のお気に入りです。
発売は1979年、フュージョンと呼ばれる前、「クロスオーバー」と呼ばれていた末期の発表で、プロデュースはRALPH MACDONALD。
6曲のうち1曲はトリオスタイルのジャズ系の曲、残りはフュージョンスタイル。GALEさんがベースを弾いている曲があります。
1曲目はRICHARD TEEのピアノとSTEVE GADDのドラム、それにRALPH MACDONLDのパーカッションで元気良く始まります。
しばらくすると独特の間を置いてGALEさん登場。
ホーンセクションも気持ち良い切れで、最初の勢いのままフェードアウト。
2曲目は一転してリラックスムード。
聴き込むとどの楽器も一音一音が大事なんだなぁと感じさせるような、丁寧な演奏。
後半はラルフのリズムが特徴的で、ゆったりながらもしっかりリズムを刻んでいるところがたくましい!
3曲目はトリオによるかなりジャズな演奏。
4曲目はこれまたリラックスムードのテンポの遅いゆったりした曲。
でもちょっとクリスタルっぽく感じるDAVE GRUSINのキーボードが入っていたり、ハープの音がきれいだったりしますが、途中からあのGROVER WASHINGUTON,JRのソロが登場すると、あわせるようにGALE節がソロもリズムも...。
心地よいひとときなんですねぇ。
5曲目のタイトルはおもしろいことに「NEZUMI」。
「チューチュー」みたいなGALEさんのギターとホーンセクションの音があったりします。
この曲もミディアムなテンポですがとても躍動感があり、リズムで聴かせる曲。
STEVE GADDのドラムが正確なリズムと間を刻み、その上を各楽器が泳いでいると言うか、GADDはそれらをわかっていて叩いているというかそんな雰囲気があります。
最後の曲はこのアルバムの中ではしっとりしたという感じで始まります。
しかし中盤から全員がリズムマシーンと化したようなテンポに。
気持ちいいリズムの中をGALEさんが泳いでいるようです。
しかし、ああ気持ちいいなあと思っているとフェードアウト。
参加ミュージシャンはお馴染みRICHARD TEE,STEVE GADD,ANTHONY JACKSON,HARVEY MASON等。すばらしい仕事してます。
全般的にゆったりした感じの曲が多く、ちょっとのんびりとした午後なんかに似合う感じのアルバムです。
そういった意味ではRICHARD TEEの「NATURAL...」やRALPH MACDONALDの「COUNTERPOINT」と似た雰囲気があり、作られた時期もかなり近いです。
カリブの雰囲気やラテンっぽさはあまりなく、どちらかというと都会であるニューヨークを表しているといっては大げさかもしれませんが、そんな感じに近いです。
このアルバムはなかなかCD化されず、いい加減あきらめていたのですが、2003年ごろにやっと発売されました。
それまではレコードをCDRに焼いて聴いていました。
発売されたCDは、一応MASTER SOUND仕様で発売されたのでかなりいい音で聴けます。
ところで、ちょっとおもしろいことがひとつ。
レコード発売当時、他のCBSレーベルのレコードに封入されていたリーフレットにあったこのアルバムの紹介の画像とタイトルなんですが、

ご覧のように写真もちょっと違えば、アルバムタイトルも「LOOKIN' GOOD」となっています。
「LOOKIN' GOOD」というのはこのアルバムのCDでいうと4曲目の曲のタイトルなんですが、どうして「PART OF YOU」というタイトルで発売されたのかはちょっとわかりません。「PART OF YOU」というのは2曲目のタイトルではあるのですが。
今回はこちら。

ERIC GALE/PART OF YOU SONY SICP5057 MASTER SOUND 1979
先日ミクシイで、なんとこの方の奥さんから連絡をいただきました。
なんでも私のブログの愛聴盤の記事に貼ってあったRALPH MACDONALDのURLがお役にたったそうで、メールをいただいたときにはそれこそビックリして飛び上がりました。
まさかこんな方の奥さんから連絡をいただくなんて、夢のような話です。
それにしても凄い時代になったものです。
ちなみに日本人の方なので日本語でした。
そんなわけでこれを記念して?いつかは書こうと思っていたこのアルバムのことを書くことにしました。
ERIC GALEさんについては以前記事にしていてダブるところがありますが、そこのところはご了承を。
STUFFのギタリストであったERIC GALEさんは、同じSTUFFの、私の大好きな、豪快ピアニストRICHARD TEEの後を追うようにして1994年になくなりましたが、いまだにフォロワーは現れていないと思うオンリーワンなミュージシャンです。
前回の記事にも書いていますが、数あるERIC GALEさんのアルバムでもこのアルバムは私の一番のお気に入りです。
発売は1979年、フュージョンと呼ばれる前、「クロスオーバー」と呼ばれていた末期の発表で、プロデュースはRALPH MACDONALD。
6曲のうち1曲はトリオスタイルのジャズ系の曲、残りはフュージョンスタイル。GALEさんがベースを弾いている曲があります。
1曲目はRICHARD TEEのピアノとSTEVE GADDのドラム、それにRALPH MACDONLDのパーカッションで元気良く始まります。
しばらくすると独特の間を置いてGALEさん登場。
ホーンセクションも気持ち良い切れで、最初の勢いのままフェードアウト。
2曲目は一転してリラックスムード。
聴き込むとどの楽器も一音一音が大事なんだなぁと感じさせるような、丁寧な演奏。
後半はラルフのリズムが特徴的で、ゆったりながらもしっかりリズムを刻んでいるところがたくましい!
3曲目はトリオによるかなりジャズな演奏。
4曲目はこれまたリラックスムードのテンポの遅いゆったりした曲。
でもちょっとクリスタルっぽく感じるDAVE GRUSINのキーボードが入っていたり、ハープの音がきれいだったりしますが、途中からあのGROVER WASHINGUTON,JRのソロが登場すると、あわせるようにGALE節がソロもリズムも...。
心地よいひとときなんですねぇ。
5曲目のタイトルはおもしろいことに「NEZUMI」。
「チューチュー」みたいなGALEさんのギターとホーンセクションの音があったりします。
この曲もミディアムなテンポですがとても躍動感があり、リズムで聴かせる曲。
STEVE GADDのドラムが正確なリズムと間を刻み、その上を各楽器が泳いでいると言うか、GADDはそれらをわかっていて叩いているというかそんな雰囲気があります。
最後の曲はこのアルバムの中ではしっとりしたという感じで始まります。
しかし中盤から全員がリズムマシーンと化したようなテンポに。
気持ちいいリズムの中をGALEさんが泳いでいるようです。
しかし、ああ気持ちいいなあと思っているとフェードアウト。
参加ミュージシャンはお馴染みRICHARD TEE,STEVE GADD,ANTHONY JACKSON,HARVEY MASON等。すばらしい仕事してます。
全般的にゆったりした感じの曲が多く、ちょっとのんびりとした午後なんかに似合う感じのアルバムです。
そういった意味ではRICHARD TEEの「NATURAL...」やRALPH MACDONALDの「COUNTERPOINT」と似た雰囲気があり、作られた時期もかなり近いです。
カリブの雰囲気やラテンっぽさはあまりなく、どちらかというと都会であるニューヨークを表しているといっては大げさかもしれませんが、そんな感じに近いです。
このアルバムはなかなかCD化されず、いい加減あきらめていたのですが、2003年ごろにやっと発売されました。
それまではレコードをCDRに焼いて聴いていました。
発売されたCDは、一応MASTER SOUND仕様で発売されたのでかなりいい音で聴けます。
ところで、ちょっとおもしろいことがひとつ。
レコード発売当時、他のCBSレーベルのレコードに封入されていたリーフレットにあったこのアルバムの紹介の画像とタイトルなんですが、

ご覧のように写真もちょっと違えば、アルバムタイトルも「LOOKIN' GOOD」となっています。
「LOOKIN' GOOD」というのはこのアルバムのCDでいうと4曲目の曲のタイトルなんですが、どうして「PART OF YOU」というタイトルで発売されたのかはちょっとわかりません。「PART OF YOU」というのは2曲目のタイトルではあるのですが。