前回はスタッフの1stアルバムでしたので今回は2ndアルバムです。

STUFF/MORE STUFF WPCP-3542 1977

STUFF/MORE STUFF WPCP-3542 1977
まずこのジャケ写真がすばらしい。
このマッチ欲しい!と思いましたよ。
3枚目にこのジャケ写真はさすがに使っていませんが。
前作はロングビューファームというところでレコーディングされたようですがこのアルバムはNYのメディアサウンドスタジオで録音されています。
いきなり1曲目の始まりがスタジオライブっぽく始まりますがこれはライブを意識してのことでしょうね。
でもアルバム全体ではソツなくスタジオ盤という作りです。
しかしアルバムタイトルどおり「濃い」という印象があります。
2曲目や7曲目はとても良く聴く曲なんですが、これまたスタッフのノリとは別なスタッフの良さが滲み出ているんですね。
プロデューサーが1作目はトミー・リピューマ、このアルバムはヴァン・マッコイがメインという違いもあるでしょう。
レコードだとノイズやゴーストが気になって仕方がなかったのですが、CDになってこのアルバムの真価がわかったような部分もあります。
特に2曲目の「AND HERE YOU ARE」はレコードではノイズに埋もれてしまい、まるで宇宙空間を漂うようなこの曲の雰囲気は出ませんね。
7曲目はスティービー・ワンダーの曲ですが、この曲はFM東京の深夜の番組のテーマ曲として使われていました。
特に始まりは深夜の雰囲気にマッチしていてお気に入りであったうえ番組の内容もフュージョンが多くて良く聴いていました。確か幸田シャーミンさんが出ていたと思います。
オーディオ的にも面白くこの2曲目と7曲目は空間表現や位相のチェックに良く使っています。
7曲目のフェンダーローズは左右に前後にポロポロと音が出てきて面白いです。
そしてナンと言っても驚くのが「ヘタウマヴォーカル!!!」
RICHARD TEEとGORDON EDWARDSが歌っていて他のメンバーもコーラス(と、言えるのでしょうか?)で歌っているようなのですが、まあシングルカットは所詮無理な世界!
でも30代半ばの男が楽しそうに、気分丸出しでダミ声で歌っているのはなんとも微笑ましいです。
GORDON EDWORDSは4曲目の「LOVE OF MINEを歌って欲しい」とリクエストされたそうですが、「オレはRICHARD TEEのピアノじゃないと歌わない!」と言わせるほどで、よっぽど気分がいいんでしょう。この時すでにRICHARD TEEは天国に行ってしまっていたのですが。
5曲目の「HONEY CORAL ROCK」はERIC GALEの曲なんですが、良く聴くとCORNELL DUPREEがまるで自分の曲のように泳ぐようにギターを弾いています。
ドラムやシンバルもスタッフらしくノリのいい曲で好きです。
全体的には曲がバラバラなこのアルバム。
でもスタッフのいろいろな面が見られるアルバムといっていいかもしれません。
このマッチ欲しい!と思いましたよ。
3枚目にこのジャケ写真はさすがに使っていませんが。
前作はロングビューファームというところでレコーディングされたようですがこのアルバムはNYのメディアサウンドスタジオで録音されています。
いきなり1曲目の始まりがスタジオライブっぽく始まりますがこれはライブを意識してのことでしょうね。
でもアルバム全体ではソツなくスタジオ盤という作りです。
しかしアルバムタイトルどおり「濃い」という印象があります。
2曲目や7曲目はとても良く聴く曲なんですが、これまたスタッフのノリとは別なスタッフの良さが滲み出ているんですね。
プロデューサーが1作目はトミー・リピューマ、このアルバムはヴァン・マッコイがメインという違いもあるでしょう。
レコードだとノイズやゴーストが気になって仕方がなかったのですが、CDになってこのアルバムの真価がわかったような部分もあります。
特に2曲目の「AND HERE YOU ARE」はレコードではノイズに埋もれてしまい、まるで宇宙空間を漂うようなこの曲の雰囲気は出ませんね。
7曲目はスティービー・ワンダーの曲ですが、この曲はFM東京の深夜の番組のテーマ曲として使われていました。
特に始まりは深夜の雰囲気にマッチしていてお気に入りであったうえ番組の内容もフュージョンが多くて良く聴いていました。確か幸田シャーミンさんが出ていたと思います。
オーディオ的にも面白くこの2曲目と7曲目は空間表現や位相のチェックに良く使っています。
7曲目のフェンダーローズは左右に前後にポロポロと音が出てきて面白いです。
そしてナンと言っても驚くのが「ヘタウマヴォーカル!!!」
RICHARD TEEとGORDON EDWARDSが歌っていて他のメンバーもコーラス(と、言えるのでしょうか?)で歌っているようなのですが、まあシングルカットは所詮無理な世界!
でも30代半ばの男が楽しそうに、気分丸出しでダミ声で歌っているのはなんとも微笑ましいです。
GORDON EDWORDSは4曲目の「LOVE OF MINEを歌って欲しい」とリクエストされたそうですが、「オレはRICHARD TEEのピアノじゃないと歌わない!」と言わせるほどで、よっぽど気分がいいんでしょう。この時すでにRICHARD TEEは天国に行ってしまっていたのですが。
5曲目の「HONEY CORAL ROCK」はERIC GALEの曲なんですが、良く聴くとCORNELL DUPREEがまるで自分の曲のように泳ぐようにギターを弾いています。
ドラムやシンバルもスタッフらしくノリのいい曲で好きです。
全体的には曲がバラバラなこのアルバム。
でもスタッフのいろいろな面が見られるアルバムといっていいかもしれません。