私の愛聴盤 11です。


MY LOVE/SALENA JONES VICJ-61034(xrcd24) 1981
この人のアルバムはこれしか持っていません。
そして他のアルバムはたぶん聴いたことがありません。
...と書いて、ふと考えると、他にも同じパターンのアルバムがウチには「いくらでも」というくらい一杯あります。
これはアーチストで買うからではなく、バックミュージシャンで買っているからなんですが、中には「聴くのは1曲だけ!」っていうのもあります。(「1曲で買ったCD」というカテゴリが必要?)
CD1枚2000円で10曲入りとして1曲200円。
10曲聴けば1曲そうなりますが、1曲しか聴かないと1曲2000円!!!
そう考えると「う~ん!」
このアルバムはxrcdの8曲入りで3885円。たいてい8曲聴くと言えども1曲500円近いことになりますが、ノーマル盤なら半分程度です。
値段はともかくとして、このアルバムは1981年にサリナ・ジョーンズとスタッフの来日が重なった際、「日本で録音されたアルバム」というのが最大の売りです。
サリナ・ジョーンズはイギリス出身のジャズヴォーカルで、日本では結構売れたそうです。
ちょっとしゃがれ声のオバさんですが、丁寧な歌い方です。
前にも後にもサリナ・ジョーンズとスタッフの競演というのは聞いたことがありませんが、たまたま重なった来日でこれほどのアルバムを作れると言うのはすばらしく、それぞれの個性が生きているのもすばらしいです。
そしてこのアルバムはスタッフのどのアルバムより音質がクリアで演奏がきれいに聴けます。かなりスタジオライブっぽいです。
これだけ音がきれいだと、きれい過ぎてスタッフには似合わないような気がするし、スタッフらしいノリのいい演奏がないのが惜しいです。
しかしスタッフの5人は徹底的にバックに徹して、とてもいい「間」を作り出しているのがハッキリわかるアルバムではあります。
左のCORNELL DUPREE、右のERIC GALEのギターがギターの音だけでなく、プレイの個性も丸出しで、なんとも気分がいいです。
CORNELL DUPREEはパイプをくわえているんじゃないでしょうかね。
STEVE GADDのドラムも「これぞ歌バンのドラム」と言う感じで、これまた丁寧な演奏のお手本のような気がします。
RICHARD TEEのピアノとフェンダーローズもかなりバックに徹していて、ところどころ彩りを加えてアクセントになっていますが、きっとこれは楽譜からではなく体から、経験から滲み出たものという感じがします。
このころスタッフは各人忙しかったはずですが、日本へのツアーで、ある面一息つける部分があって、それがこのアルバムの演奏に出ているような気がしますね。
きっとアメリカにいたらスタジオ(のハシゴかカンヅメ)とライブハウスの往復ってこともあるでしょうから、体も気分も休まらなかったと思います。
日本でライブをやれば観客はそれこそ大喜びで手応えがあったでしょうし、おいしいものも食べられるし!
こんな合間にリラックスして録音されたような気がします。
このアルバムのアレンジはすべてRICHARD TEEで(何曲か例のヴォーカルが披露されガックリ来ます)、これもこの人の個性あふれたものという感じがします。
身内がアレンジャーだったということでリラックスできたというのもある気もしますね。
お互いわかっている者同士、あれやこれや言わなくても済んだのではないでしょうか。
この時ついでにスタッフの4枚目オリジナルアルバムも録音してくれれば良かったのに~!!!
この人のアルバムはこれしか持っていません。
そして他のアルバムはたぶん聴いたことがありません。
...と書いて、ふと考えると、他にも同じパターンのアルバムがウチには「いくらでも」というくらい一杯あります。
これはアーチストで買うからではなく、バックミュージシャンで買っているからなんですが、中には「聴くのは1曲だけ!」っていうのもあります。(「1曲で買ったCD」というカテゴリが必要?)
CD1枚2000円で10曲入りとして1曲200円。
10曲聴けば1曲そうなりますが、1曲しか聴かないと1曲2000円!!!
そう考えると「う~ん!」
このアルバムはxrcdの8曲入りで3885円。たいてい8曲聴くと言えども1曲500円近いことになりますが、ノーマル盤なら半分程度です。
値段はともかくとして、このアルバムは1981年にサリナ・ジョーンズとスタッフの来日が重なった際、「日本で録音されたアルバム」というのが最大の売りです。
サリナ・ジョーンズはイギリス出身のジャズヴォーカルで、日本では結構売れたそうです。
ちょっとしゃがれ声のオバさんですが、丁寧な歌い方です。
前にも後にもサリナ・ジョーンズとスタッフの競演というのは聞いたことがありませんが、たまたま重なった来日でこれほどのアルバムを作れると言うのはすばらしく、それぞれの個性が生きているのもすばらしいです。
そしてこのアルバムはスタッフのどのアルバムより音質がクリアで演奏がきれいに聴けます。かなりスタジオライブっぽいです。
これだけ音がきれいだと、きれい過ぎてスタッフには似合わないような気がするし、スタッフらしいノリのいい演奏がないのが惜しいです。
しかしスタッフの5人は徹底的にバックに徹して、とてもいい「間」を作り出しているのがハッキリわかるアルバムではあります。
左のCORNELL DUPREE、右のERIC GALEのギターがギターの音だけでなく、プレイの個性も丸出しで、なんとも気分がいいです。
CORNELL DUPREEはパイプをくわえているんじゃないでしょうかね。
STEVE GADDのドラムも「これぞ歌バンのドラム」と言う感じで、これまた丁寧な演奏のお手本のような気がします。
RICHARD TEEのピアノとフェンダーローズもかなりバックに徹していて、ところどころ彩りを加えてアクセントになっていますが、きっとこれは楽譜からではなく体から、経験から滲み出たものという感じがします。
このころスタッフは各人忙しかったはずですが、日本へのツアーで、ある面一息つける部分があって、それがこのアルバムの演奏に出ているような気がしますね。
きっとアメリカにいたらスタジオ(のハシゴかカンヅメ)とライブハウスの往復ってこともあるでしょうから、体も気分も休まらなかったと思います。
日本でライブをやれば観客はそれこそ大喜びで手応えがあったでしょうし、おいしいものも食べられるし!
こんな合間にリラックスして録音されたような気がします。
このアルバムのアレンジはすべてRICHARD TEEで(何曲か例のヴォーカルが披露されガックリ来ます)、これもこの人の個性あふれたものという感じがします。
身内がアレンジャーだったということでリラックスできたというのもある気もしますね。
お互いわかっている者同士、あれやこれや言わなくても済んだのではないでしょうか。
この時ついでにスタッフの4枚目オリジナルアルバムも録音してくれれば良かったのに~!!!