RICHARD TEE
リアル・タイム・ライヴ・イン・コンサート1992~イン・メモリー・オブ・リチャード・ティー
スタッフの名盤たちが初紙ジャケ化!最新リマスタリングSHM-CD仕様
タワーレコードからのメールにこんな知らせが。
■初紙ジャケット化(『ライヴ・スタッフ』を除く)
■アメリカ原盤使用による最新リマスタリング音源
■SHM-CD仕様
■オリジナル・アートワーク、国内盤LPのオビも極力忠実に再現
■初回生産限定盤
前回のSACDと同じ原盤をDSDリマスタリングしたものみたいで、これまでのものとは音質が違う「決定盤」となるか???
発売は3/21日で各¥2600。
5アルバム同時発売。
紙ジャケとか帯がオリジナルでなくても、音質が良ければそれだけでいいんですけど。
Winelightの追加も期待。
REALLY INTO YOU / AROUND THE WAY
このフェンダーローズのメロディ、凄く印象的で、やはり耳に残り、また耳から離れません。
おいしいメロディが繰り返されるのですが、その先に進まないところがもっと聴きたいという欲求につながるという...。
デスクの上で部品を組立てながら思わずリズムにノってしまいました。
このメロディの元の曲はGrover Wshington,Jrの大好きなアルバム「Winelight」の中の「Just The Two Of Us」のイントロ、Richard Teeのフェンダーローズです。
たったこれだけのメロディで、インパクトのあるというか、印象に残せるというのは凄いパワーだと言わざるを得ませんね。
Ralph MacDonaldの曲は、単純な割にそういった曲が多く、ほんの数音で「あっ!ラルフだ!!!」とわかってしまうのが凄いところです。
それにしてこのフェンダーローズの音、とても美しい音で、どんな人が弾いているのかを想像するのは難しいですね。
答えはこちら↓
ステージの一番左の「黒い熊さん」
SADAO WATANABE "RENDEZ-VOUS"
1984年のライブ映像。4:45くらいから始まるRichard Teeのフェンダーローズのソロ。
ちょっと固めだけど、少しトロけたうねりのあるフェンダーローズの音が約2分間味わえます。
そして5:10位にベースのウィル・リーがやってきて...。
エリック・ゲイルさんのギターはいつもと違って変な形のギターですが、いつもの音と言えばいつもの音。
ラルフ・マクドナルドも「昔のラルフ」で(笑)リズムと間の組み合わせが素晴らしい。
スティーブ・ガッドもいつもの通りの安定感。「演奏するメトロノーム」みたい。
楽しくまとまりある演奏で、すばらしい。
当時このライブに行った時の事を思い出します。
今日は日本式に言うとRichard Teeの17回目の命日なんですね。
普段彼の残したいろいろな曲を耳から聴き、時には数少ない映像を楽しませてもらっていますが、実はこんな映像もあります。
1980年のPaul Simonの映画 「One Trick Pony」の中のワンシーンなんですが、Richard Tee,Steve Gadd,Eric Gale,Tony LevinがPaul Simonと共に「俳優」してます(笑
どうもRichard Teeは運転しているっぽいです。
後半に出てくる演奏中の顔とまた違った顔がなんとも面白いです。
「One Trick Pony」と言えばこんな映像もあります。
最後の方で聴けるPaul SimonとRichard Teeのデュエット。
次はPaul Simonの「Concert In The Park」(CD&映像あり 1992)とほぼ同じメンバーでのほかの会場?での「Late In The Evening」。
市販の映像と違うバージョンで、注目なのはRichard TeeがDX7でなくグランドピアノを弾いていること。
やはりDX7より響きがRichard Teeらしいです。
それにSteve Gaddがバチ4本で叩いているのが見られるのが貴重。
それに珍しく?楽しそうに叩いてます(笑
こちらは「One Trick Pony」での同じ曲。
ここではRichard Teeはフェンダーローズを弾いていますが、この曲はこの方が似合う気もします。
最後はRichard TeeとSteve Gaddの極めつけ!
「Take The A Train」
もう一度お尻の後ろで聴きたいです!
最近未発表の曲を集めた?アルバムが発売されたのですが、調べてみるとこの前のアルバムもCDになっていることがわかったので早速入手しました。
左「Journey 1975 Wounded Bird Records WOU 661」
右「ALL MY FRIENDS ARE HEAR 2010 NONOISE RECORDS NINR CD-193」
これらを含めて3枚しかアルバムは出していないのですが、プロデューサーだから当然ですかね。
「Journey」はRichard Teeが参加しているので、20年以上ずっと探していたのですが、これでやっとホッとしました。
しかし参加は最初の1曲だけのようで、それもあまりプレイが良く分からない...。
他にはCornell Dupree,Ralph MacDonald,
Steve Gadd,Brecke Brothers,Bernard Purdie,Tony Levinなどが参加。
中味は結構前衛的な初期のクロスオーバーかなという感じですが、当時の評価はどうだったのでしょうか?
そして結構凝ったジャケットの作りの「ALL MY FRIENDS ARE HEAR」。
いろんな歌手の曲が入っていますが、バックにはラルフやWill Leeなんかも。
通して聴くとアリフ・マーディンという人のフィルターがかかっているように感じ取れます。
整然とした白人らしい雰囲気のような気がします。
調べてみるとアリフ・マーディンがプロデュースしたアルバムは結構持っていて、サタディ・ナイト・フィーバー(サントラ)、ジョージ・ベンソン「In Your Eyes」、チャカ・カーン「Naughty」他、カーリー・サイモン「Spy」、ホールアンドオーツ、ロバータ・フラック等かなりありました。
YouTubeを検索していたらコレを見つけました。
1980年7月の武道館でのライブ「How's Everything」。
LPとCDとTV番組のビデオを持っていますが、PCで気軽に映像を見られるのはやはりいいですね。
この曲は「Up Country」。
オープニングの曲ですが、ピアノでRichard Teeにヤラれ、Steve Gaddにヤラれ、Eric Galeにヤラれ、Ralph MacDonaldにヤラれ、Anthony Jacksonにヤラれた曲です。
ちょうど5:00位のところからRichard Tee,Ralph MacDonaldのデュオっぽくなるところがあるんですが、武道館で聴いた時のここの衝撃は今でも忘れられません。
Eric Gale,Steve Gadd,Anthony Jackson+Dave Grusinをバックにとてもゴキゲンなサウンド。
しかし頭の中は「??? なんだこの外人達は!」。
ライブでの後半終わり近くのこの曲も素晴らしい。
「Sun Dance」
6:10位からはまさにRichard Tee節が。
ゲイルさんが入ってくるとほとんどStuffサウンドへ。
Steve Gaddはいっちゃってます。
曲の最後、照明さんはトチってしまいましたね。
この映像はLP,CDとは別な日に収録された、ライブならではの別バージョンです。
それにしてもミュージシャンのみなさん、夏なのにタキシード着て大汗かいて御苦労さまでした。
このライブ映像、メディアで発売にならないかなといつも思ってます。
久しぶりにレコードを入手。
Robin kenyatta/ENCOURAGE THE PEOPLE 1976 T.K.PRODUCTIONS.INC
例によってRichard Teeが参加してるので入手したのですが、Robin Kenyattaという人はall musicのRichard TeeのCREDITにも載っていなかったのでノーマークでした。
しかもこのアルバムはRobin KenyattaのDISCOGRAPHYアルバムリストにも載っていないです。
すでにこの方は2004年に亡くなっているようです。
参加メンバーはほとんどNYの職人さん達。
Eric GaleさんとSteve Gaddがいないくらいでほぼいつものメンバー。
早速レコードをプレーヤーに載せて聴いてみると、先日来日して楽しませてもらったRalph MacDonaldのパーカッションがあちこちの曲で結構いい感じで鳴っています。
さらにラルフとお仲間のWilliam Salter等と作った曲も3曲入ってます。
そんなわけで結構ラルフが目立っていますが、プロデュースもアレンジもはラルフではありません。
A面の3曲目はPatti Austinの「End Of A Rainbow」に入っている曲で本家だとGaleさんのギターがキュンキュンと鳴いていていい感じの曲でした。
最後の曲の最後の方に女性のボーカルのようなものが入っているのですが、これを歌っているのがGwen Gutherieっぽいです。
この方ももう亡くなっていますがパワフルでソウルフルな声が好きです。
ラルフの「The Path」の最後の曲のパワフルボーカルがこの人です。
肝心なRichard Teeは割とおとなしめで、ハモンドオルガン、フェンダーローズ、ピアノを弾いているようですが、B面の2曲目と最後の曲のピアノが結構Richard Tee節していてご機嫌です。
1976年と言えばフュージョンと呼ばれる前の「クロスオーバー」と言われ始めた時期。
この頃から1980年位まではいいアルバムがたくさんありますが、このアルバムのようにまだ知らないアルバムもありそうで、もっと掘り出したいです。
このころは音楽の模索の時代のような気もしますが、それに勢いを感じると同時に、私にとっては聴いていて気分が落ち着く音楽が多いのも確かです。
このアルバムは結構お気に入りになりそうな感じがします。
ODYSSEY/ODYSSEY bbr CDBBR0005 1977 2010リマスター
「ODYSSEY」といってもクルマじゃありません。
4月初めに4/25頃発売ということでアマゾンに注文したCDなんですが、発売延期が3回。
確か日本盤で注文したはずなのにようやく届いたのは輸入盤。
この良く分からないグループの情報を日本盤ライナーノーツに期待していたんですけど。
例のごとくRichard Teeが参加しているので、レコードは持っていますが購入。
他のミュージシャンは
WILL LEE
GORDON EDWARDS
JOHN TROPEA
JEFF MIRONOV
CORNELL DUPREE
HUGHIE MACRACKEN
RANDY BRECKER
MICHAEL BRECKER
などお馴染みのNY職人衆がずらり。
9曲目の「Native New Yoreker(12"Disco Version)」が聴けるのがGOOD!
この曲のピアノはRicard teeですが、リズムに乗りつつ一呼吸おいて入るメロディーと、メロディーの間の置き方がなんとも絶妙な弾き方で心地良く、何度も聴きたくなります。
ホーンセクションのように弾いている左手のオクターブも厚みがあって素晴らしい。
ちょっとRichard Teeらしくない弾き方ともいえるかもしれません。
オリジナルと思われる1曲目とは弾き方が違うのも面白いところです。
他の曲はどこで弾いているのかよくわからない曲が多いです。
結構なページの解説があるけれど英語なのでよく分からず(笑
ずっと待っていたCDなので良しとしますか。
他のアルバムもCD化を期待してます。
アナログレコードプレーヤーを処分したいけど処分できない理由が「まだCDになっていないアルバムがいくつもあるから」なんですが、このアルバムもその一つでした。
グループ名は「ODYSSEY」、アルバムタイトルも「ODYSSEY」 /1977 RCA APL1-2204。
ジャケットもなんだか不可解。
AllMusicで調べてみると1977から1982年位までが売れた時期のようで、このアルバムに入っている「Native New Yorker」という曲がヒットしたみたいです。
聴いてみると確かに昔どこかで聴いた覚えがある曲ではありましたが、日本ではあまりヒットしなかったのでは?
このレコードは中古でやっと見つけて買ったもののあまり聴いておらず、最近になってS田さんがベスト盤のCDを入手したということでそれら聴かせてもらったのですが、実は今聴くとRichard Teeビンビン。
曲目を照らし合わせてベスト盤を聴いてみると、このアルバム以外にもRichard Tee参加のアルバムがあるようです。
しかしとても気になるのでAllMusicでいろいろ調べてみても情報はあまりなし。
しかも同じ名前の別なグループが存在してるし。
そんなところに飛び込んできたのがS田さんからの情報で「今月CDで発売になる!」というお話。
TOWERやアマゾンで調べてみると確かに4/21発売(日本盤 輸入盤はすでに発売中)とありました。
こりゃ買わなきゃいけません。
なにしろメンツはこの通り↓
Steve GaddとEric GaleとRalph Macdonaldの名前が見えないくらいで、若かりし頃のNYの職人さん達がかなり参加してます。
ベース、ギター、ピアノでStuffサウンドがという感じです。
普通は輸入盤を買うのですが、ライナーノーツの解説の情報を期待して、今回はアマゾンで日本盤をポチっと。
それにしても謎なこのグループ。
解明できる日は来るのか???
- 今日:
- 昨日:
- 累計: