ガレージ月面車 ブログ

                                 月面車ルノーセニックRX4のこと、食べ物、音楽、オーディオのことなど、気まぐれに

音楽

ワッペンにしちゃうぞ~!

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某航空会社客室乗務員ドタバタ有名ドラマで「ちあきィ~」とかやっていた「白石まるみ」はもともとはアイドル。
で、アルバムも1枚出していました。

同じころは松田聖子、中森明菜、それこそ堀ちえみ、柏原よしえ...とアイドル全盛時代。松本伊代ってもう少し後だっけ?(笑
しかし、ライバルが多すぎた。

グリコのプッチンプリンのCMで、アニメのゾウさんが確か「今度遊びに行っていいですか~?」って声かけると「そんなこと言うとワッペンにしちゃうぞ~!」なんてブリブリっこやってました。

以後はドラマとか、最近はぶらり旅みたいなやつに親子で出ているようで。

で、このアルバム、昔、確かユーミンのラジオの番組か何かで曲がかかってユーミンらしい曲だとと思ってアルバムを買って持っていたのですが、最近再発のCDを発見したので買ってみました。

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3曲で呉田軽穂=松任谷由美+正隆作、プロデュースも正隆氏だったりして、売れ線狙いするも...。
あ、でもバックはちゃんとそれなりに当時の音楽してます。
ユーミンは最近授章されましたね。

シングル1枚の2曲が足されて、曲順もアルバム通りではないもののCDで聴ける+iTunesに落とせる(ちゃんとデータを拾ってきた!)のは便利。(おいおい!)

たぶん我が家唯一の昭和のアイドルものCD。
それに、たぶんレアです(笑

野口五郎 GORO IN NEW YORK-異邦人-(CD)

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野口五郎 GORO IN NEW YORK-異邦人- 1977/ユニバーサルミュージック PROT-1058

以前LPからこんなことをやって今まで聴いていましたが、タワーレコード限定でCDが発売されたので買ってきました♪

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以前も書いたようにこのアルバムはNY録音なのでバックミュージシャンが素晴らしく、今でも聴けるアルバムです。

なにせ1曲目イントロからデビッド・サンボーンとランディ&マイケル・ブレッカーが囀っていて、これだけで鳥肌モノです。
ジョン・トロペイもチャカチャカいい感じだし、トランペットのジョン・ファディスもいい響き。
アンディ・ニューマークのドラムって、ガッドみたいに間(ま)でもって歌っているのを再発見したり。(「暖流」など)
ホント、いきなりニューヨークな感じです。

これがまた、ナベサダのマイ・ディア・ライフとかと同じころに作られていたなんて、凄すぎるこの企画。

まさに「これがフュージョン!」って感じなんですよね。
日本語とNYの若き職人ミュージシャン達の今で言う「コラボ」。

大好きなStuffの面々がいないのは寂しいですが、もし共演していたらどうなったか?なんて考えると恐ろしい(笑~
むしろアクが強すぎたかも!?
でもゲイルさんなんてとても似合いそう!

・・・

最近FMなんかで良くかかる曲を聴いていると、やたら声を張り上げていたり(歌詞に特に意味がないから声の大きさで威圧する?)、わざわざ聴こえにくく巻き舌で歌っていたり、息継ぎをやたら強調したり(息継ぎは歌ではない! 以上「歌手」でないから「売るための手段」を作った部分?)、打ち込みだったり(これは「操作したもの」であって「演奏」ではない!)など「いまカネになればいい」という「作品ではない商品」ばかりで、産業になってしまっていて、「芸術性」がないものが多いですね。このアルバムのように37年経っても(中味が古いのは当たり前)、「作品」として納得できるものが今作れるのだろうか、と。
それがトライ的なものであったとしても、「人の作品」として認識できるものを世の中に送り出してほしいです。

現代は「音楽も使い捨て」でいいってこと???

・・・

今回野口五郎のアルバムは、他に西海岸録音のアルバム3枚もCDで発売になりましたが、今回は買ってません。

だけど、ここまで発売したのだから、ぜひぜひぜひぜひ、絶対、あの10周年ライブアルバムの発売を!

「久しぶりにレコード買いました。」

「聴いてみた。」

「久しぶりのレコードのコピー」

よろしく!(誰に?)

ニッサン・プレゼンツ・ジャズジャパン・アワード ライヴ

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ニッサン・プレゼンツ・ジャズジャパン・アワード ライヴ!

2013/2/23(土)午後14:30~

こんなのがあるということで日産グローバル本社に行ってきました。

お目当てはBob James。

2曲を演奏して、東日本大震災にかかわるアルバムや松田聖子とのコラボなどのインタビューがあって終了。
今回特別賞を受賞したそうです。

御年74歳ですがますます元気で何より。

グループならばきっともっとBob James節が聴けたのかもしれませんが、それはフォープレイで今来日中だからしかるべきブルーノートに行ってくださいねってことでしょう。

会場のお客さん、この人がアメリカの有名な音楽家であることを知っている人は、ルノーの日本での売れ行き位の比率だったように見えたんですけど(笑

他の3グループについてはクルマを見ていてのでまともに聴いていないのでわかりませんが、ちらっと見た感じでは「やっている方が楽しそうではなかったかな」という感じがしました。
なんかコンクールの発表会のような...。

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BOB JAMES 来日

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ブルーノート東京のBob James のライブに行って来ました。
今回はCTI時代の曲がメインと言うこと、バックがスティーブ・ガットとウィル・リーと言うことで期待して行きました。
Bob James は以前アール・クルーとのライブに行って以来だからかなり久しぶりでした。

今回のメンバーを全て。

Bob James(p,key)
ボブ・ジェームス(ピアノ、キーボード)
Steve Gadd(ds)
スティーヴ・ガッド(ドラムス)
Will Lee(b)
ウィル・リー(ベース)
Dave McMurray(sax)
デイヴ・マクマレイ(サックス)
Perry Hughes(g)
ペリー・ヒューズ(ギター)


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今回の席は画像の景色の場所で、離れてはいるけれどスティーブ・ガットから正面くらい。なかなかよかったです。

ステージが始まり一曲目はいきなりラルフの名曲「ミスターマジック」!
「これじゃCTIじゃなくて、グローバーやラルフのトリビュートじゃん!」といった始まりなんですが、誰の選曲か?ラルフやゲイルさんの音を思い出してしまう、1曲目から涙が出るすばらしい選曲。

続いては「やさしく歌って」。
これはロバータ・フラックで有名。

その他スタンリー・タレンタインの曲やらを数曲。

待ってましたの「アンジェラ」、「ファランドール」。
アンコールは「ウエストチェスターレディー」。

サックスもギターも当時のミュージシャンではありませんが、よほど勉強していると見えて、「CTIイヤーズ」にピッタリなミュージシャン。
特にギターはゲイルさんを思い出させるような音とプレイもあって、目をつぶると結構勘違いしそうなくらい!
他の人のソロのときの「おはやし」もとても良かったですね。

ウィル・リーは相変わらずのルックスでとてもお歳には見えません。
Mr.スティーブ・ガッドは、相変わらず大人気で、ソロも少し控えめかなとはいえ爆発!
この二人は本当に安心して聴いていられます。
11月にウィル・リーのグループで二人が来日するので、これも期待。

特にガッドさんはやはり「歌うドラム」なんですね。
リズムがすばらしいのは無比ですが、それを最小で最大の歌に仕上げるってのがすばらしい。

ミュージシャン全員がエンターティナーで、とにかく客をどうすれば喜ぶのか良くわかってます。
特にベテラン3人は親日家なので余計。
ウエストチェスターレディーのBob Jamesとガッドの掛け合いなんか、楽しいし短すぎるくらい。

♪ ♪ ♪

ところで開演前、スタッフの方が楽譜をBob James以外のメンバーのところに配っていたんですが、なぜかBob Jamesのところには配りませんでした。
開演後、良く見てみると、Bob Jamesの顔が妙に明るい。そして2曲目を始める前に楽譜?を触ると「ズルっ!」と鍵盤側にずれたんですね。
するとBob Jamesの顔も暗くなる...。
「???」と思っていたら、ピアノに移動したときに譜面台を見てビックリ、というかなんというか...。
譜面がiPadだったんですね。
好きなのか暇なのか、そういう時代なんですね。
ちなみに他のメンバーは楽譜なんてほとんど見ちゃいませんでしたが(笑

♪ ♪ ♪

今回は期待以上のライブでした。
こういったメンバーでこういった曲で新しくアルバムを作ってくれたら「買い」だと思いますが、いかがでしょうMr.New York?
もしかして次回来日はTappn Zee時代を???(期待してます!)

フリマでLP

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日曜日日産スタジアムのフリマで手に入れたLP 。
YUTAKA LOVELIGHT (1978)。
CDは廃盤なので中古でとんでもない値段ですがこれは250円。
時々無性に聴きたくなるアルバムです。

決定盤?

スタッフの名盤たちが初紙ジャケ化!最新リマスタリングSHM-CD仕様

タワーレコードからのメールにこんな知らせが。

■初紙ジャケット化(『ライヴ・スタッフ』を除く)
■アメリカ原盤使用による最新リマスタリング音源
■SHM-CD仕様
■オリジナル・アートワーク、国内盤LPのオビも極力忠実に再現
■初回生産限定盤


前回のSACDと同じ原盤をDSDリマスタリングしたものみたいで、これまでのものとは音質が違う「決定盤」となるか???

発売は3/21日で各¥2600。
5アルバム同時発売。

紙ジャケとか帯がオリジナルでなくても、音質が良ければそれだけでいいんですけど。

Winelightの追加も期待。

パーカッションの大御所逝く

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Ralph MacDonald。

高校生の時にナベサダの武道館でのライブに行って以来およそ30年、気がつくとこの人の作った曲がいつも頭の中で鳴っている、大好きなミュージシャン。

でも今日以降新しい曲は生まれなくなってしまった。

たとえばグローバー・ワシントン・ジュニアの代表曲である「Just The Two Of Us」。
作詞、作曲、アレンジメント、パーカッション、そしてレコーディングスタジオまで彼のもの。

躍動感や「間」や音が個性を強く押し出していて聴くとそれとわかる曲でありプレイ。

他にも提供した曲多数、演奏で参加した曲・アルバム多数、プロデュースしたアルバムも多数。

昨年末ラルフが倒れたというのは故Eric Galeさんの奥さんのmasakoさんのミクシイの日記で知っていたし、その後もリハビリを続けているとあったので、来年はぜひ来日してくれるだろうと楽しみにしていたのに、12/18に亡くなられたそうです。

今年はコーネル・デュプリーといい大好きな「歌うミュージシャン」が二人もなくなってしまいショックが大きいです。

今はただ御冥福をお祈りします。

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2010/6 ブルーノート東京にて。

さて!

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今日見つけたDVD。これから見てみるけど、あの感動が蘇るか!

主役の正面5メートル

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昨晩コットンクラブでダイアン・シューアのライブを聴いてきました。

ダイアン・シューアというと大好きなアルバム「Talkin' bout  You」(過去にこちらで紹介)がありますが、この夜までの数日、このアルバムの最初の曲「Talkin' bout  You」を聴けることを願っていました。

予約はHAMA氏に頼み、自由席。

ほどほどの時間に行ったので中央の席などはほとんど埋まっていて、「しまったなぁ」と思ったものの、ステージを良~く見ると、マイクスタンドが立っていなく、ピアノがステージ右側に横向きに。
そしてそのピアノの背中側の席が空いていたのでした。
そしてそこに案内してもらい着席。

入場前にたまたま電話が来たS田さんも、会場近くで働いていることからすぐに予約をして駆け付け、席は少し別でしたが3人で鑑賞することに。

私が座った席から、ステージがどう見えるかというと、

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これは公演終了後に撮った画像ですが、ピアノに座ったダイアン・シューアから真正面5メートルほど。

御本人からは見えないのですが、素晴らしい席です。

今回初めてダイアン・シューアのライブに行ったのですが、スティービー・ワンダー、レイ・チャールズと同じく盲目の歌手である彼女が、聴きなれているアルバムでの歌い方と違いがあるのか?バンドとのコミュニケーションはどう取るのか?など興味津津でした。

ステージは4人のミュージシャンの演奏で始まり、マネージャーさん?に付き添われたダイアン・シューアがゆっくりと歩いて登場。
ステージ中央で挨拶(頭を下げたかと思ったら、手を床に付けるまで体を曲げて挨拶。これは終了時も一緒)のあとピアノの椅子に座り、顔は私達の真正面。
御本人から見えないのが本当に残念です。

バンドの4人はダイアン・シューアの背中側にいて、当然ですが演奏中のアイコンタクトはなしですから、何の曲をやるかだけをベースの人が聞いたりしてステージは進みます。

そして約1時間20分ほど、余計な話もなく4人のバンドと息の合った歌とピアノを披露してくれました。
しかも席が席なので、大きな声で歌っているときは生声も。

中でも「Let's Swingin'!」と叫んで「スキヤキソング」や「さくら~さくら~」をアドリブで交えた曲、イヴァン・リンスの「Turn Out The Lamplight」が良かったのですが、ラストの曲でノックアウトされ、私は涙しました。
ラストに歌って演奏してくれた曲は「Louisiana Sunday Afternoon」だったからです。

この曲は大好きなアルバム「Talkin' bout  You」の3曲目に入っていて、Richard Teeのピアノのノリとフェンダーローズの音の広がりが最高に気持ちいい大好きな曲。
ここ数日「予習」ということで何度聞いたことか!(出かけるときの電車の中でも聴いていた!)
この曲が生で、しかも御本人の目の前で聴くことができるなんて。

「アルバムのレコーディングもこうだったのかな?」などと思い浮かべていたら涙が出ました。
しかもピアノはRichard Teeを思い出させる弾き方をしているところもあって、一層。
もしかして影響を受けたのかも?
「ピアノと歌のソロアルバムを出してくれないかな」なんて思ったりする、最高のひとときでした。

気になっていた歌い方は、アルバムで聴きなれた歌い方と同じで、レンジが広く、スキャットのアドリブもこの人ならでは。
なにしろ誤魔化しは絶対できない人ですから、感情がストレートに伝わってきます。
今後はアルバムの聴き方も変わってくる気がします。

・・・

目が見えないということは、成田に着いても景色がどうだとか、東京は節電で夜が暗くなったとかそんなことは感じることができないんですね。
地球の形もわからなければ日本列島の形もわからない。
ネットもメールもわからない。
きれいに並べられて出てきた寿司も、食べるだけで見た目は関係ない...。

当然ステージで歌っても観客がどれくらいいるかも、照明の色が変わってもわからない。(実際照明はほとんど変わりませんでしたが)
だからこちらの意思を伝えるのは拍手を大きく、たくさんすることだけ。

彼女が挨拶をしてステージを去る時、バンドの4人が、彼女が最後に歌って演奏した「Louisiana Sunday Afternoon」を再び演奏し始め、会場のみんなが盛大な手拍子で見送る...
もちろん私も大きな拍手をたくさんして見送りました。

「また聴きたい」と思わせるに十分なひとときでした。

「こんな(情けない)国に来てくれてありがとう!」とお礼を言いたいです。
そして勇気をもらった気がします。

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今夜は

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コットンクラブで命の洗濯。
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