Meridianの200シリーズを購入した方からの書き込みでPリードの質問がありました。
備忘録を兼ねてアップしておきます。

<Pリードって何?>

Pリードは、Meridian200シリーズを201を中心に200シリーズの製品を複数使う場合、互いに接続すると本体の操作が便利になる!?ケーブルです。(他に201と204をつなぐQリードがあります)
音楽信号は別にRCAで接続するのでこのケーブルは直接音質への影響はありません。


<リード線の役割と機能>

たとえばプリ201とCD207の双方にボリュームが付いていますが、リモコン209でこの2台を操作すると、本来なら2台とも音量が変化してしまいます。
Pリードをつないで使うと、201のボリュームのみが働くようになり、201から見た207はCDプレーヤーとしての扱いになります。
このとき207の出力は固定でも可変でもどちらでも可能。=可変の場合207のボリュームは209等からは働かないので変えたい場合は本体のキーを押して変えます。(固定出力と同じ出力レベルは確か42だった記憶)
なので、Pリードがない場合は、207の固定主力を使えば207の出力は変化しないので201のボリュームだけを使用。またリモコン209からは、207の音量表示は変化しますが出力は固定なので問題なく、201のボリュームだけが効くことになります。
双方の表示は、リモコン受光部の性能のせいか、まず同期したようには動きません。
またどちらか片方の本体の音量を変化させても、もう一方の音量は変わらず、この場合は全く同期しません。
これはPリードをつないでいてもいなくても同様。

207の可変出力を使用した場合は207のプリ機能が働くので、207のLine,LP,Tapeの各入力が生きて201に送られるので、201から音が聴けます。(二重プリ状態になります。207からの出力はボリュームキーで音量が変化します)
207からCD-Rへのコピーなどは207のTape端子を使用した方が信号経路が短くなりますね。
もっともデジタルアウトを使った方が便利ですが。

パワーアンプとスピーカーが2セット(Meridianのアクティブスピーカー含む)ある場合は、片方を201から、もう片方を207からという使い方もできます。
でもこの場合は常に2セット同時に聴くことはあまりないので、Pリードはない方がいいです。
209リモコンで207の音量操作できないためです。
しかしリモコン操作すると201と207の音量表示は同期しないのでばらつきます。


チューナー204にはタイマー機能がありますが、Qリードで201に接続すれば、時間が来ると204,201がStanbyからOnになりFMが流れるようになります。このときの音量設定もできます。
残念ながらスリープはなかったと思いますが。
207とはPリードで接続します。
タイマーでのCDスタートはできたような、できないような...。(ROMによる???)


というわけで、リード線をつなげると、リモコン209またはリモコンMSRの200シリーズ対応型ならば、本体で設定する機能(201のスタートアップ設定、204の選局メモリー、サーチスレッショルド、時刻合わせ、タイマー設定等)を除いたほとんどの通常の操作が離れた所からでき、矛盾動作がほとんどなくなります。


<リード線の種類と接続>

プリアンプ201とCDプレーヤー207との間にはPリードを、プリアンプ201とFMチューナー204の間にはQリードを使います。(207と204の間はPリード)
201,204,207の3台を使う場合には、207と204の間にPリード、204と201の間にQリードを接続します。
本体の接続ソケットは「200 Coms」と表示のあるソケットです。
※206,208などは207と同じ扱いだと思います。トランスポート200、DAC203や263等は不明。また600シリーズとの接続の可否も不明。

<Pリード線の中身>

PリードのプラグはDINの180度と240度でDIN端子の部分の接続はこの画像のようになっています。

※以前純正品貸出の際に自作したものなのでプラグとケーブルは秋葉で買ったものです。

CIMG9907

右が207方、左が201方(のはず)。

ちょっとボケてますが201方からもう一枚。

CIMG9909

最初は部屋で撮ったのですが暗かったので外で撮りましたが、補足用部屋で撮影したものを。

CIMG9900

CIMG9903

縁の下の力持ち的な役割を果たすケーブルですが、25年くらい前にこれをやっていたというのは先進的だったのだと思います。

※2012/5/15 タイトルを追加変更。