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いつもプラグの点検の時に気になっている一部のプラグのネジ山の錆。

画像のものはまだ程度がいい方ですが、プラグホールに入ってしまった水がエンジンブロックのネジ山にも侵食しているということで、これではエンジンの性能やアーシングの効果等にも影響しそうです。

いつもはプラグのネジ山の錆を取ってまた取り付けていましたが、「何とかエンジンブロックのネジ山の錆を取る方法はないか?」とそのたびに考えていました。

そこで捨てずに保管してあった上の画像のようなプラグを1本用意し、これをきれいに洗浄してネジ山にアルコールを付け、エンジンブロックに取り付け→取り外し→ネジ山洗浄の繰り返しというのをやってみました。
すると錆は結構取れてきました。
しかし4か所を各4~5回、2時間ほどやっていたらかなり疲れました(笑

そこで、自宅で他に使えそうなものを漁っていたら嫁が「たんぽぽっていう歯ブラシが良さそうじゃない?」と教えてくれました。
自宅で探していたのは瓶を洗うブラシやスポンジ付きのクリーナーだったのですが、これらはちょっと大きすぎたり太かったり柔らかすぎたり、でした。

翌日近くのドラッグストアで「たんぽぽ」を探してみたら1本だけ売っていました。
正式名称は「たんぽぽの種」で値段は400円ほどとちょっとお高いけど買ってきました。
他に予備軍として柄が曲っていない安い歯ブラシと100円ショップで流しの隅などを磨くためのブラシとスポンジのセット、プラグホールの上の方の径が太い部分用の毛糸ブラシみたいなものを買ってきました。
さらに使い古しの歯ブラシ1本も用意。

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左から2番目が「たんぽぽの種」という歯ブラシ。
国際特許を取っているそうで、毛の量は普通の歯ブラシの約20倍、太さは1/3位。なるほど高いわけだ(笑
計ってみるとちょうどプラグのネジと同じくらいの外形で柄も細くまっすぐと、使えそうです。

普通の歯ブラシとブラシ付近を比べるとこんな感じ。

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バフ布みたいな感じで柄の先の全周にブラシが生えています。

作業をするに当たって、シリンダー内にカスやゴミなど入らないようにしなければなりません。
そこで掃除機を用意して先端に切ったホースをテープで付けてプラグホール内の汚れを吸い出すことにしました。
他にネオジウム磁石を用意して磁力でもカスを取ることにしました。

これをやる時は、アルコールがすぐに蒸発しないよう、また作業性も考えエンジンが冷えている時に、錆のないまたは少ないプラグホールからやっていきました。
またアルコールはこのところ気温が高いのですぐに蒸発するし、シリンダー内に入ってしまっても、エンジンを掛けると燃えてしまうのでいいかと。
でも、アルコール洗浄後十分時間をおいて、乾いた頃に掃除機でカス等を吸っておきました。
よくよく考えたら、オイル&フィルター交換の前にやるのがいいかもしれません。

多少カスなどがシリンダー内に入り込んでいるかもしれませんが、自分でやることなので「自己責任」ということで。


どの道具が良いか確認するために、用意したそれぞれのブラシを抜いたプラグとレンチと並べ、ネジ山の深さがわかるように各柄にマジックでマーキングしておきます。
そしてマーキングの部分まで突っ込んで、それぞれのブラシでグリグリやってみました。

レンチで抜いたプラグと並べてみるとこんな感じです。

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左から使い古しの歯ブラシ、流し掃除用、たんぽぽの種。

たんぽぽの種はネジ山まで入り込んで汚れをしっかり取っているようです。
他は色からしてネジ山にうまく到達せず、手前の部分の汚れを取っているようです。
やはり「たんぽぽの種」が良さそうです。

この後は「たんぽぽの種」だけで作業することにして、2回ほどグリグリやって掃除機&磁石。
磁石は割りばしの先にテープで包むように取り付けてカス取り作業。

そのあとはブラシ部分にアルコールをたっぷり付けてまたグリグリ→ティッシュでブラシの汚れを拭取り→アルコールで洗浄→またアルコールを付けてグリグリ。
アルコールでネジ山に残った錆を流し出し、ついでに脱脂する作戦です。

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画像は3~4回目位ですが錆が取れています。
最初はもっともっと赤茶色してました。
ティッシュで拭取ってアルコールで洗うと、元の通りとはいきませんがかなりきれいになります。

これを汚れができるだけ少なくなるまで(自己満足できるまで!)5~6回ほどやりました。
ただしたんぽぽの種は長さが若干短く、抜くときにペンチで挟んで抜くときもありました。

そしてプラグのネジ山もきれいにして、ネジ山と電極にナノカーボンを塗って拭き取り、エンジンブロックに取り付け。

早速エンジンを掛けてみると、最初はエンジンが冷えているのでさすがに安定しませんが、アイドリングが安定すると以前より静かなアイドリング。
そして10kmほど試運転してみたところ、吹け上がりが良くなり振動も音も少なくなった感じが。

その後数回使用しましたが、今までよりもさらに低回転からトルクが出るようになった感じがすること、クルマが軽くなったような感じがすること(おおげさ?)、排気音が太く感じられること、振動モードが変わったせいか特定のエンジン回転でダッシュボード左側付近で音がすること(これは改善できる)などが変化点です。

作業にちょっとリスクはありますが、ずっと気になっていた事なので、現実的にも精神衛生的にもかなり改善されたと思います。

今週末はノースランドに行くのでフィーリングや燃費の変化が楽しみです。
そして帰ってきたらまたこの部分の点検をする予定ですが、また雨水が浸入しないよう、別な部分にもう少し手を打とうかとも考えています...。