MeridianのヘビーユーザーKさんから譲っていただき、当初は使ったもののここ5年位ずっと使わずにラックの上の方で眠っていたMERIDIAN207-14Bit怪。

他の装置の内部をきれいにして好調なのでこれもついでにやってみることにしました。

CIMG9606


初期の207は14Bitで、CD-34と同じDACを同じく2個使っています。
16Bitの207とは基本構造はあまり変わりませんが、ピックアップが違うのと、こちらの方が古いせいか基板も少し多く、トレーの機構部品が違うのとトランスがトロイダルトランスである点等に差が。

いつものごとくコネクター、ヒューズ、電源ソケット、Dコード(2台をつないでいるケーブル)をクリーニング&ナノカーボン塗布&拭き取り。
16Bitと比べてコネクターが少ないので早く終了。

さてラックに入れて電源をつないで入れてみると、トレーは開くもののディスプレイのLEDが点きません。
ディスクを入れて「PLAY」を押すとトレーは閉まりCDを読もうとしているもののエラーに。
209リモコンでも各動作とも反応せず。
クリーニングする前に電源を入れていないでの以前の動作状況は不明。

とりあえず電源入れたまま数時間放置することにし、もう一度見てみると、ディスプレイに表示が出てました。
そしてPLAYを押すときちんと演奏開始。
リモコンもOK。
クルマでいうとバッテリー上がりですかね。

久しぶりに聴いてみると、やはり以前と同じ印象で、14Bitなのに16Bitのようなキレというか肌合い。
色合いで言うと鮮やかさがいい感じです。
そしてS/N比がいいのが印象的。
あれっ?

そして207-16Bit怪と聴き比べてみると、あれま。
S/N比で14Bitに負けている!

これは何か手を打たねばとYAL医院長に相談してみたところ、ICを変えたらどうかと。
とりあえずはいつも使っている可変出力から固定出力に差し替え、ボリューム回路をパスして様子を見ることにしました。

しかし、先日コネクター類をきれいにしたけれど、実はまだ落とし穴があったのでした。

続く。