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先日仕事で使う木材の板を探しました。

あれこれネットで調べ、結局販売店はそうそうなく、銘木組合というところで教えてもらった新木場の木材問屋さんに行ってみました。

何件か回って収穫はとりあえずあったものの最後の最後に訪ねた木材問屋さん、ここの会長さんが凄かった。

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このように無造作に置いてある木など素人の私にはどう見ても腐りそうな木材なんですが、この問屋さんの会長さんが対応して下さり、こういった木をたくさん所有しているそうで、これを「材料」として販売しています。

つまり長年寝かした木材がこうなるということで、寝かせることで安定し価値も出るらしいです。

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このように積まれている木にも札が付いており「売約済み ○○様」と書いてありました。

で、何に使うのかというと、皇室向けのクルマの内装用とか有名茶道の茶室の柱や天井板、ホテル、将棋盤、ギターなどの楽器、細かいものでは茶筒、箸など。
こういった業者さんが木を探しに来るそうです。

業者さんはこんなものを作るのでしょうか?

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この会長さんの凄いところは産地、樹種、サイズ、木目をほとんど覚えていて、どこに何があるかまで把握していることです。
娘のように気に入っている木材は嫁にやらないんだそうです(笑
まるで木材ひとつひとつを家族のように扱っており、たくさんの木のことを教えてもらえ勉強になりました。

実はこの時、他の木材店で棚から同じ材料を取ろうとしてなんとなく知り合ったフランス人のギター職人のF・Dさんもここに一緒に行ったのですが、会長さんはとっておきの材料があると保管場所に案内してくれて見せてもらったのですが、これがまた印刷やフィルムじゃ再現できない素晴らしい模様の一枚板。
F・Dさんは相当気に行ったようでしたが今回は見送り。

このF・Dさんと少し話をしたところ、日本に来て12年、お父さんは10台以上ルノーに乗っているそうで、最近は4、9、サフラン、メガーヌなんだそうです。

残念ながらここには板材がないので購入したのはカリンの木の角材だけでしたが、ピンク色でとてもきれいなもので、ぜひいいサンプルにしようと思っています。