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ハムちゃんさんから年明けに借りたこの機械、CDを20枚程度加工したところでベルトが切れてしまいました。
当然加工途中だったので、慌てて代用品を探し、とりあえずタコ糸で代用しましたが、結局後日秋葉原でベルトを探し入手してきました。

再び加工ができるようになったので、時間を見つけては、ボチボチ、せっせと加工しました。
とは言ってもカスも多少は散らかるし、乾かすのに時間も必要なので一度に数枚しか加工はできません。

結構な枚数を加工して加工後の音を聴いていくと、加工している途中で「このCDは結構変化があるだろう」とか「これはあまり変わらないかな?」とかが少しわかるようになってきました。

おおまかな傾向としては今まで音が良くないと思っていたアルバムの方が変化が大きいこと、加工中に削る量が多いほど変化が大きいことが挙げられます。

そんな予想をしながら加工後に音を聴くと、加工時間の長さもそれほど気にならなかったりして楽しい面もあります。

音質の方はやはり低域の解像度が良くなるのと(全域とも言えますが)、エコーの消え方がきれいに伸びるのと、空間をきれいに表現するようになるという感じです。


しかし一方、困った問題も出てきました。

こんなアルバムの場合。

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上 JUN FUKAMACHI & NEW YORK ALL STARS 「ON THE MOVE」 ALFA 32XA-65
下 RALPH MACDONALD 「UNIVERSAL RHYTHM」 POLYDOR P33P 50008

いずれもお気に入りのアルバムなんですが、過去おそらく1度しか発売されておらず、それぞれ1枚しか持っておらず、これを加工してしまうとオリジナルではなくなってしまう...。

まあおそらく音が良くなる(はずな)ので、自分の所有物として加工してしまうのは問題ないのですが、オークションの値段なんかを見るとなんだかふっきれなくて。
リマスターでも発売になるならいいのですが、おそらくしばらくは期待できそうにありません。

いい音で聴きたい、けれども加工してしまうと元の姿には戻せないというジレンマに陥っているパターンです。

もう少し考えてみますか。