待ちに待った「STUFF LIVE AT MONTREUX1976」のDVDが12/19についに発売されました。

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なんとこれがSTUFF初の映像作品で、実に収録後31年目にして初めての正式発売です。

RICHARD TEEファン暦28年の私としては、STUFFとして演奏している彼はナマで見たことがなかったし、感激以外の何物でもありません。(ラジオのエアチェックテープと海賊版ビデオは持っていましたが)

買った当日はメん玉目一杯開いて、耳たぶ開いて続けて5回も再生し、没頭しました。

「涙を届けて(Signed,Sealed,Delivered I'm Yours)」
続けて
「That's The Way Of The World」

この2曲だけでSTUFFの一番おいしいところが満喫できます。

今も流していますが、ついついそっちに入っていってしまうんですよね...STUFFのリズムに。

司会の最初のグループ紹介以外はなにしろ演奏だけだから、彼らの声すら一切入っていないのですよ、これが。
(ちょうどいまRICHARD TEEの怒涛の指捌きのソロが始まりました!)

それにしても、もの凄い一体感。
そして全て人の手による演奏。
打ち込みなんてもちろんなし。
ついでに楽譜もなし。
ステージ衣装なんて関係ねぇ!

実はこの演奏、レコードデビュー前だそうです。

しかし、デビュー前といっても...

STUFFはニューヨークのスタジオミュージシャンが集まってできたグループなので、息はピッタリ合って当たり前です。

STUFFは、78年頃デビューした西海岸の「TOTO」と比べると地味と言うか、ロック/ポップ系ではないし、表立ったヒット曲はないしで、表向きかなり違いがあります。

しかしSTUFFのメンバーが凄いのは、「ファーストコール」と言われ、誰かがアルバムを作るときに「一番最初に声が掛かるミュージシャン」だったと言う点です。
つまり、クロスオーバー/フュージョンの世界だけでなく、ロック/ポップ系の曲のバックの演奏は多くでもSTUFFのメンバーが参加していると言うことで、STUFFという名前やメンバーの名前は耳にしなくても、実は演奏は耳にしていると言うことなんですね。
アルバムになっている曲だけでなく、テレビやラジオのテーマ曲やCMソングも彼らがかなり演奏していたそうです。

事実、いろいろな分野の人のアルバムジャケットを見ると、彼らの名前があちこちに見られ、私はそれを頼りに参加アルバムを集めて来たし、アルバムを聞き始めて「あっ!この曲!!!知ってる!これが!」というのもたくさんありました。

名前を挙げたらホントたくさんの名前が出てきます。

渡辺貞夫、増尾好秋、深町純、角松敏生、伊藤君子、小比類巻かおる、当山ひとみ、麻上冬目、上田正樹(X)、野口五郎(X ファンクラブ会員向けVIDEOのみ!?)

あれれれ!
RICHARD TEEが参加している日本人だけでもこれだけいます。
(X印は未所有のもの)

外人だと、

サイモン&ガーファンクル、マライア・キャリー、カーペンターズ、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、バーブラ・ストライザンド、アレサ・フランクリン、ジョージ・ベンソン、ジョー・コッカー、ケニー・ロギンス、ピーター・ガブリエル、ビージーズ、カーリー・サイモン、ダイアン・シューア、チャカ・カーン、ディオンヌ・ワーウィック、ルー・ロウルズ、パティ・オースチン、クインシー・ジョーンズ、ドクター・ジョン、アラン・トゥーサン、グローバー・ワシントン,ジュニア、ボブ・ジェイムス、ラルフ・マクドナルド、スパイロ・ジャイラ、ビリー・ジョエル、ビリー・アイドル、ブラザース・ジョンソン、マンハッタンズ、マンハッタントランスファー、ハービー・マン、リー・リトナー...AND MORE

そしてただ参加し演奏しているだけならともかく、聞けばわかるその音、個性。
クレジットを見なくても、音を聞けばわかるほどの個性。

どんなにハードスケジュールでも、きちんとした仕事(=音)を残すというのは本当に凄いことですが、彼らにしてみれば当たり前のことかもしれません。

それができるからこそスタジオミュージシャンなのかもしれないし。
個性があるゆえに声がかかると言うのも、当たり前と言えば当たり前でしょう。

でも、STUFFとしてのまとまりを見せるのはSTUFFのアルバムのみと言っていいくらい。

STUFFは1980年ころ解散(自然消滅というウワサも)してしまうのですが、今もこのメンバーが揃えば、きっと同じかそれ以上の演奏をしてくれることだと思います。
もちろんメンバーの二人、RICHARD TEEとERIC GALEさんは天国にいるので、それは叶いませんが。

それにしてもSTEVE GADDとRICHARD TEEのコンビ、なんてすばらしいのか!
この二人には何か運命的なものがあるようにしか思えません。


チラシには「唯一無二の」と書いてあるんですが、他にも映像が残っていたらぜひ発売して欲しいです。

2008/2/20にこの映像の音のみのCDも発売になるそうです。
iTunesに落とすのにありがたいですね。