シンガポールの次は香港に移動しました。

シンガポールを午後の便で発って、これまた夜到着したのでこの日はホテルに入るだけでした。(ここにも物語があるのですが内輪にしか受けないので省略)

翌日は早朝のフェリーで中国シンセンに入りました。

ここで現地の顧客と合流してクルマで移動となりました。
午前の打ち合わせを終え昼食をご馳走になって次の顧客に移動のときに少し時間ができました。
というより、事前に地図を見て移動の途中にシンセンのルノーのディーラーがあるのがわかったのでちょっと寄ってもらうことにしました。

というわけで3(4)カ国目でついに念願のディーラー訪問ができました。

さてルノーのシンセンのディーラーですが、ディーラーやクルマの整備をやるところが集中している地域(シンセン西駅そば)にあることが近くまで行ってみてわかったのですが、どこにいったらあるのかわからないで、中国人の運転手さんにとりあえず付近まで行ってウロウロしてもらうと、

bdf3150a.jpg


グランセニックが通り過ぎていきました。
当然、後をついていってもらいました。

そして、

ada090af.jpg


おお!ここだぁ。間違いない!

そしてグランセニックに続いて中に入っていこうとすると、

9db4cea1.jpg


出ました!チャイニーズ月面車!

姿を見たとたん、思わず「いた~!!!」と叫んでしまいました。
同行の6名の方、ゴメンナサイ。

止まっていたのはウチのと同じフェーズ3仕様。
中国だから左ハンドルです。

959f2d1f.jpg

5296ca37.jpg


プラグホール大丈夫かな?とか窓落ちしていないかな?などと思いつつ激写(古い!)
でも異国でついに月面車に出会えて感動モノでした。

そして警備の方に激写を怪しまれつつディーラーの中に入ってみると、こんな感じ。
なぜか照明がついていません。でも営業中です。

7f8c2dc7.jpg

ac58d222.jpg


ずらり並んだルノー車。
まだ旧ラグナも販売しているようです。
でもクリオはありません。

そして気になる5人乗りの方のセニックがありました。
リアのシートを外してみたら、しっかり4人乗車ができるようになっていました。
テールランプはLEDのようでした。
マニュアルだったので、お土産にしたかったです。
価格は聞き忘れました。

20f4b227.jpg


お客さんの中国人に通訳してもらってディーラーの方jannyさんにいろいろと聞いてみたら、やはり中国でも月面車は少なく生息数は約300台らしいです。
私が日本でこれに乗っていると言ったらとても歓迎してくれました。

ついでにエスパスはないかと聞いたら輸入していないとのこと。
ヴェルサティスのパネルが貼ってあったので「これは?」と聞くと過去輸入したことがあるそうです。

カタログとチラシをもらいましたが、そのあとトイレを借りたらこんなものが。

3793c480.jpg


中には消臭剤が入っていました。

ディーラーの人に欲しいと言ったら5個くれました。
もちろん消臭剤は入っていません。
それにこれでお茶(白湯)を出してくれました。

いただいた5個は、そりゃ~もちろん大事なお土産です。
しっかり持って帰ってきました。

同行者ほとんどがトイレを借りたりして滞在は10分程度でした。
もっとゆっくりできれば良かったのですが、次のお客さんに行くのでお暇することに。
なんだか後ろ髪引かれる思いでしたが、ついに果たしたディーラー訪問に大満足。
月面車に対面のオマケつきで、とてもラッキーでした。



しかしこの後次のお客さんに行くのに大渋滞。

しかも中国人の運転士氏、このディーラーに来る途中も怪しいなと思っていたのですが、やはり方向音痴と来た。
回り道して空いている道を行っているのかと思いきや、一旦道を外れた後すぐに同じ道に戻って渋滞にハマる!おかげで約束の時間に遅刻。

さらに打合せのあとホテルまで送ってもらったのですが、お客さん曰く「20~30分ですよ」というのに、またまた迷子に。

何しろ彼が地図を見てあちこち指差して、自分のいる場所がわかっていない感じで、最初に迷ったときにクルマを止めて道端の店の人に聞きに行ったから大丈夫だと思っていたら、この辺で曲がるはずだと思われるところを通り過ぎまだ突進していて、私は思わずUターンを指示!
「今度は右で、目印は蛇口方面!」と伝え、しばらく走っているうちに私も同乗者のほとんどもウトウト。

しかし、目が覚めてみるとウトウトする前と同じ景色の場所を走っている状態。
みんながウトウトしている中、暗くなっても来たし、さすがに私も切れてしまい、「タクシーを拾って先導させる」と言ってタクシーを拾おうとするもタクシーのいない地域を走っている状態。
景色を見ながら人のいそうな方向に行ってもらい、クルマを止めさせてタクシーを拾うも、今度はどのタクシーも掛け合ってくれない状態。
どうやらホテルがすぐ近くで、タクシーで行くほどの距離ではないということらしい。

結局左だ右だ後だ先だと指図してようやくホテルに到着。
結局、2時間掛かりました。
おかげで同じ景色を昼間、夕方、夜と3回見ました。
それもホテルの隣のビルを、です。

この後すぐお客さんと食事だったのに、後から出発したお客さんの方が先に到着している始末。
食事の際にお客さんに聞くと、「中国人は地図が読めない」と聞かされました...。

打合せで待っている間、運転士氏、地図でも広げて見ておけばいいのに。
なんだかな~。

運転士務まるの???

役に立ったのは、私がいつも腕にはめているそのお客さんの製品である方位磁石機能付きの時計と、事前の地図による位置関係の把握でした。
しかし、ウトウトしている間、どこまで連れて行かれたんだろう???

中国で運転士やろうかな~。

25f99cb7.jpg