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RALPH MACDONALD/SOUND OF A DRUM VAM VACM-1012 1995

もともとの発売が1976年のこのアルバムはパーカッショニスト ラルフ・マクドナルドのファーストアルバムです。

結構土民的な絵のジャケットですが、中味はパーカッションのリズムがゴキゲンなアルバムです。

ラルフというとポップ・フュージョン系のアルバムへの参加枚数は相当多く、さらに作詞、作曲、曲の提供、アレンジメント、プロデュースなど多方面の活躍が有名です。
特に有名なのはGROVER WASHINGTON,JRのアルバム「WINELIGHT」とその中のヒット曲「JUST THE TWO OF US」です。

初めて聴いたのはナベサダのブドーカンでのコンサートだったのでナマなんですが、こんなに気持ち良くパワフルで緩急取り混ぜたパーカッションはもちろん聴いたことがありませんでした。
もちろんその後大ファンなのは当然で、アルバムは全てあります。(CDは1枚を除いて)
95年以降の彼のグループでの来日は全て聴きに行っています。
しかしここ数年アルバム発売も来日もないのはとても寂しいです。(行きたい!と言う人が回りに結構いるのになぁ)

今回からしばらくラルフのアルバムを紹介したいと思います。


このアルバムはCD発売にともなってリマスター(リメイク)されていてオリジナルと違う部分がありますが、音がスッキリとしていて、パーカッションの音が良く、特徴を出しているという感じがします。(オリジナルについては別途紹介予定)

LPも持っていますが、これは手に入れるのに苦労したLPで、数年探しても見つからなかったのに、ある年の大晦日の渋谷のシスコの特売でみつけ(?1000と安かった)、これを抱えたその足で明治神宮に初詣、その後混んだ小田急の電車で江ノ島に行った思い出があります。それ以来(以前も)新品で売っているのは見たことがありませんでした。

このアルバムはひそかに有名で「JAM ON THE GROOVE」という曲があちこちでコラージュとして使われていたり、最後の「CALYPSO BREAKDOWN」はサタディナイトフィーバーのサントラに収録されていたり、2曲目「WHERE IS THE LOVE」はロバータ・フラックで売れた曲。

例によって参加しているミュージシャンは私のお気に入りの東海岸の職人さん達がズラーっとなんですが、さすがに30年前なのでプレイも生き生きとしていて、若い!

GROVER WAHINGTON,JR.
CHUCK RAINY
ERIC GALE
RICHARD TEE
RICK MAROTTA
JEAN"TOOTS"THIELEMANS他

ドラムスがSTEVE GADDでなくRICK MAROTTAなのが意外なんですが、サウンドに違和感はなし。

全体的にニューヨークとカリブを混ぜたような雰囲気で、この人のルーツの一部分を垣間見るような感じがします。

ピコピコハンマーを使った曲があったりして聴いていてリズム以外も楽しいのですが、使っている楽器にシンセドラムがあったりして、ちょっと時代を感じさせる面もあります。
1曲が結構長いのですが、ちりばめられた各楽器のリズムと音を繰り返し聴いていると、あっという間に終わってしまいます。LP時代は35~45分くらいが収録できる限界でしたからね。

パーカッションは1曲に何種類も使っているので、同じ曲でも毎回違うパーカッションを聴くと面白いです。
リズムをよく追っていくと単純だったりするところがありますが、何度でも聴きたくなるパワーを持っているアルバムとして愛聴盤です。

聴けば聴くほどライブに行きたくなるなぁ!