別記事にあるように少し体調も良くなってきたので、気になっていたアーシングケーブルのメンテナンスをしてみました。

以前に車内のフューズの端子のクリーニングをして結果良好になりましたが、エンジンルーム内で裸になっている各種ケーブル類の端子は、車外にあることになるので排ガスや湿気・砂埃などで汚れが付きやすいはずです。汚れが付けば抵抗が増え効果が落ちていることでしょう。
と言うわけで、たまにはエンジンルーム内のアーシングケーブルの端子のクリーニングをしようと思い、合わせてちょっと追加加工もすることにしました。

用意するもの

工具各種
紙ヤスリ
エタノール
接点復活剤
ティッシュペーパー等

バッテリーからマイナスターミナルを外します。
できればプラスの方も外して絶縁の取れる素材で端子を覆ってショートしないようにしておきます。(軍手が便利!)

バッテリーターミナルを長時間外すとオンボードコンピュータのデータはリセットされてしまうので、必要であればメモして控えておきます。
純正オーディオも復帰後にセキュリティーコード(暗証番号)を入力することになるので、すぐに入力できるように4桁の番号を確認しておきます。(ラジオの局のメモリーや音質調整の設定は再設定の必要はなし)
いずれも瞬間的ならメモリーはリセットされないはずです。

マイナスターミナルに接続してあるアーシングケーブルを外してクリーニングします。
バッテリーの各ターミナルはヤスリで擦って磨いてクリーニングします。
各ポイントに接続しているケーブルを外しクリーニングします。
各ポイントもヤスリで擦ってクリーニングします。
ちなみに金メッキの端子はヤスリで磨いてはいけません。メッキが剥がれます。

必要であれば接点復活剤を付けておきます。(ベトつくタイプの多用は良くないです)

「全てきれいにした!」と思ったら元のとおりに接続します。
特にバッテリーターミナルは緩みがないようにしっかり締めておきます。

各端子を拭き取ったティッシュペーパーを見ると結構汚れが取れたので、効果復活が期待できそうです。

今回はアーシングケーブルのターミナル部分がかなり狭苦しい状態なのですこしゆとりを持たせてみようと思い、増設ターミナルのボルトを長いものに交換して、各端子をナットで挟み接触面積を増やすようにしてみました。

交換するボルトとナットはステンレス製で両方合わせて157円。
M6X60ミリのボルトです。
ケーブルを取り付けする前にこれらもエタノールでクリーニングして汚れを落としておきます。

でき上がりはこんな状態です。だいぶゆったりしました。
各ケーブルは優先順位を決めておいて、優先するものをバッテリーのターミナルに近い所にしました。
ちなみにエンジンブロックへのケーブルをターミナルに一番近いところに、2番目はオルタネーターにしています。

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さて、結果ですが、マフラーのアースを一緒に追加したので両方が一緒に効果が出ていると思いますが、端子の汚れが落ちたので、効果はあるはずです。