「比較・観察」なんてタイトルをつけたものの比較写真は今まで1枚だけですね。

今回はサブタイトル「左が右に」

本国では左ハンドルが当たり前のグランセニック。
月面車の場合は結構マジメに右ハンドル化がされているのですが、グランセニックの場合はというと...。

おなじみフロントワイパー
これは左ハンドル仕様に、ルーテシアなどでもおなじみのアームを追加?して拭き取り面積を拡大したタイプです。
右ハンドルでの拭き状態はどうなんでしょうか?
ちなみに初代は日本のクルマと同じ向きに作られています。

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次はエンジンルームのフードのオープナーです。
これも初代は右側に作ってありますが、グランセニックは左のまま。
まあしょっちゅう使うものではないのであまり気にする必要はないとは思いますが、左にあると認識しておいた方がいいと思います。

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ドアの鍵穴?です。
ドアノブの右にあるカバーを外すと鍵穴が現れます。
グランセニックはカードキーですが、いざという時のためにいわゆる「鍵」もあります。
この鍵穴?があるのは助手席側ドアのみで、運転席側には鍵穴?がなく開閉はできません。
これもしょっちゅう使うわけではないので、緊急時のために覚えておくといいでしょう。
ちなみに月面車には左右両側に鍵穴があります。

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車内のフロントのアームレストは左右別々になり、初代の意味不明の欠き取りのナゾ解きからは開放されました。(まだナゾが解けていないので知っている方は教えてください!)

もうひとつナゾが解けたのは、運転席シートの肩のあたりの脇にある「グリップ」。
これは2列目中央シートに座る人用のグリップだったんですね。
右ハンドルでも左ハンドルでも2列目から見て右側にあるシートに付いています。

グランセニックのものは初代とは形状が違って、2列目の人が握りやすくなったように思いました。
2代目に座ってやっとわかった初代の機能!
ちなみにこのグリップ、月面車では用途が不明だったために、夏にクリップ式の扇風機を付ける場所になっています。