メガーヌやセニックの掲示板でよく見かける「空調のファンの風が弱い」という書き込み。
たいてい「ポーレンフィルターが汚れで詰まっていませんか?交換すると風が強くなりますよ。」なんてやりとりが多いのですが、今日はポーレンフィルターを外して点検しました。

確か昨年ポーレンフィルターを交換しました。
そのとき、それまで付いていたものとは違う仕様のものが来ました。

交換前のフィルターを取っておいたので現在使っているものと並べてみます。

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左が現在使っているもの、右が前回交換まで使っていたものです。

ご覧のように色も違いますが、素材の一部が違います。
右側は起毛素材のようなものと裏側に目の粗いメッシュが付いていますが、左側は目の細かいメッシュだけです。

左の現在のものの上辺と下辺に注目です。
右の同じ場所を見るとまっすぐになっていますが、左は3箇所ほどへこんでいるというか折れているというか。
この部分、右はプラなんですが、左はなんと厚紙です。
つまり左右から力をかけるとこのように弱い部分がつぶれます。
こうなったのはポーレンフィルターのいれる場所にうまく入りにくいからです。
これではスキマができてしまいフィルターの役目を果たさないような気がするんですが。

おそらくリサイクルパーツ増加と廃棄物削減のための材質の変更だと思いますが、もっと強度のある厚紙にして欲しいですね。

ちなみにポーレンフィルターをいれる場所を撮影したのがこれです。

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下が外気が入ってくる側です。
車内に向かう側にはなにやらフィルターがついていますね。
これではフィルターだらけで風に対しては抵抗だらけということになります。

さて、この夏の問題「エアコンが効かないこと」。
おそらく風量も関係することと思ってポーレンフィルターを点検したのですが、このような状態でフィルターの取り付けにスキマがあるならと、ふたつのことを思いつきました。

・前回まで使っていたフィルターの起毛みたいな素材をはがして(もう少し効率の良さそうな)他のものに変えてみる。
・はがしたままにする。

「他のもの」とはこれです。

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もともとの用途は流しの排水口に使うごみとり用フィルターです。
お値段は120円程度。20枚入っているのでいろいろな用途に使えそうです。
先日ホームセンターでみつけて買っておいたものです。

フィルターの方は、はがすのはどちらにしても同じなのではがしてみました。

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早速「ごみとり物語」を取り付けようと思ったのですが、まずはがした状態でクルマにセットして試運転してみました。
結果は予想通りで結構風の強さが強くなりました。

さてもう一度はずして「ごみとり物語」を加工して付けようと思ったのですが、違うものに付けることを思いついてしまいました。

鋭い方、またはこちらを見た方はお気付きでしょう!

そんなわけでポーレンフィルターはしばらくこの状態で様子を見ることにします。