このところ雨が続いて寒い日が続いています。
湿気が多くて、音楽を聴いていると空気が重い感じがします。
明日あたりは晴れるようですが、一段と暖かくなるのでしょうか。

今回はちょっと久しぶりのオーディオの記事です。

ウチにあるCDプレーヤー、MERIDIAN207は14ビットが1台と16ビットが3台ですが、しばらく前から16ビットの1号機が調子悪く、トランスポートを交換したりして使っていましたが、2つ目のトランスポートも最近読み取りが悪く、14ビットの方をメインにマランツCD-63BKとの2台体制で使っています。(207の16ビットはそのうち3つ目のトランスポートに交換してみようかと思っていますが)

他にもう一台、MERIDIANMCD-PROがあります。
最近ほとんど使っていないのでオークションに出品しようかと日曜日に考えていました。

出品するからには「動作確認」ということで電源をつなぎ、写真を撮って「さあ出品!」と思ったのですが、「システムにつないで音の確認を...」と思って、最近のお気に入りである例のカーペンターズのCD/SACDをかけてみたところ、思わず「う~ん!!!」とうなってしまいました。

いや、音が出なかったわけではありません。
出てくる音が気持ち良くて出品するのが惜しくなってしまったのです
ノーメンテなのでちょっとバランスが崩れていますが、素性としてはいい音をしています。
さすがにレコードメーカーやスタジオにリファレンス機として導入されただけのことがあります。

カレンの声がリアルなミニチュアという感じでスピーカーの間にポッカリと浮かび、多重録音のカレンのコーラスがその後ろに囲むように現れゾクゾクっとします。
このディスク、思ったより重心の低いところから声が聞こえて来るのが新発見でした。

このCDプレーヤーのベースはCD-63後期型(14ビットでウチのCD-63BKとほぼ同じ)なのですが、出てくる音は14ビットの奥行きや低域の厚みを残し、キレを良くして、さらにレンジが広く、見通しをハッキリさせた感じです。
別ないい方をすると14ビットと16ビットの合の子のようでもあります。
また別ないい方をすると、セニックのF4RとルーテシアRSのF4Rの違いというか...(悔しい~!)。ポテンシャルが違う感じです。

そんなわけで今オーディオラックはこのようになっています。

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左側の列の上にあるのがMCD-PRO、その下がマランツCD-63BK、右の一番上がMERIDIAN201プリアンプ、その下2つが只今冬眠中のMERIDIAN207の16ビット1号機のコントロール部と4?号機のトランスポートです。

ご覧のように左側の2つは色は違いますが、下に箱が付いているかいないかの違いだけです。しかしここがミソです。
中はかなりガランとしているのですが、この箱があるのとないのでは大違い。
MCD-PROとCD-63BKはトップローディングなのでこうして重ねてしまうと上のマシンしか使えません。

右の方はこれまた上ふたつが同じに見えますが役割は全然別です。
外観からは全くわかりませんが中味が非ノーマルです。

カレンが写っているCDのジャケットを見るとわかるようにウチのコンポはみんな小粒です。
最近はこういった小さくてスタイリッシュで音がいいシステムがあまり見当たらないのが残念です。

MCD-PRO、どうしよう!